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お祝いでもらう胡蝶蘭の左右対称の花弁はとても美しいですよね。自宅にある胡蝶蘭をずっと長く楽しみたい方もいますよね。
このページでは胡蝶蘭の寿命について紹介しています。少しでも長く楽しみたい方はぜひ読んでみてくださいね。
胡蝶蘭はとても寿命の長い植物で、なんと最長で50年以上も生きるとされています。
胡蝶蘭は根腐れしやすい植物で、病気になることもあります。そのため、必ずしも50年以上楽しめるというわけではありません。数年の場合もありますし、1年ももたずに枯れてしまうこともあります。
基本的には胡蝶蘭は寿命の長い植物ですが、水やりを間違えるとすぐに枯れてしまうことがあります。まず水やりに注意しましょう。
根腐れしやすい植物なので、水苔など用土がしっかりと乾いてから水やりをしてください。冬は月1回の水やりでも問題はありません。水の与えすぎは胡蝶蘭の寿命を縮めてしまうことになってしまいます。
胡蝶蘭は風通しがよく日当たりがよい場所を好みますが、直射日光は苦手です。葉焼けして色が変わってしまったり、傷んでしまうこともあるので気をつけてください。基本的に年中屋内栽培でもかまいませんが、屋内栽培の場合はレースのカーテン越しの窓際に置きましょう。
胡蝶蘭が一番長持ちしやすい気温は15〜25℃といわれています。屋外よりも室内のほうが胡蝶蘭の栽培には向いています。25℃以上の暑い気温や15℃以下の寒い気温ではすぐに枯れてしまうということではありません。
しかし、長持ちさせたい場合は、このくらいの気温を意識して室内で育てましょう。
胡蝶蘭はていねいに手入れをすると、長持ちします。
胡蝶蘭の花が半分くらい咲き終わった段階で花茎をカットしましょう。花茎は、花がついていた茎のことです。2~3節ほどを残してカットすると、その部分からまた花芽が伸びてきます。株を長持ちさせたい場合は、花茎を根元から切り取る方が良いと思います。
胡蝶蘭の花が半分くらい咲き終わった段階で花茎をカットしましょう。花茎は、花がついていた茎のことです。2節~3節ほどを残してカットすると、その部分からまた花芽が伸びてきます。
胡蝶蘭は元々は寿命の長い植物ですが、適切な環境ではないと枯れてしまうことがあります。水やり、日当たり、気温だけでなく、植え替えも必要です。植え替えて適切な大きさの鉢で育てましょう。
胡蝶蘭の植え替えは2年に1度ほどの頻度で行います。植え替えの時期は、4〜6月です。植え替えをしたあとは、よく生育します。気温が20℃くらいの日が植え替えに向いています。
胡蝶蘭は花後の手入れによっては2回目の花を楽しむことができます。
胡蝶蘭が咲き終わったら、支えていた支柱を抜きます。
茎をカットしますが、根元からではなく、ある程度残します。胡蝶蘭には節がありますので、その節を下から数えてみてください。2〜3節ほど残してカットするのがおすすめです。
カットした場所から芽が出てきますが、すぐには出ません。1~2ヶ月ほど時間がかかりますので、それまでは18度から25度の場所で管理をしましょう。自然と芽がでてまた2回目の花が楽しめます。
胡蝶蘭は美しく寿命も長いことから高級な花とされています。適切な管理をすると長持ちしますので、手入れの仕方や2度咲きの方法を覚えて花を楽しみませんか。
河村賢治
GreenSnap編集部