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ビールのおつまみに最適な枝豆は大人だけでなく、枝豆が好きな子どもも多いのではないでしょうか。枝豆には栄養価が豊富なので、色々なお料理に使ってみたいですね。普段から食べている枝豆ですが、実は品種が多い野菜でもあります。今回は、枝豆の種類についてご紹介していきます。
枝豆は中国が原産の野菜で、マメ科ダイズ属に分類されます。枝豆の由来は、江戸時代には枝が付いた状態で茹でられていたことが由来だと言われています。昔から「畑の肉」とも言われ、たんぱく質やビタミンなどを豊富に含んでいます。
枝豆は日本では縄文時代から食べられていたことが確認され、昔から日本人にとって親しみがある野菜です。豆にはさまざまな種類ありますが、枝豆は大豆が完熟する前に収穫したものです。
枝豆は夏の時期に収穫され、ビールとの相性も抜群ですね。枝豆は全国的に栽培されていますが、収穫量が一番多いのは千葉県です。その他、北海道や埼玉県などでも栽培が盛んに行われています。枝豆は初心者でも育てることができるので、家庭菜園に人気があります。
枝豆は温暖~やや涼しい気候を好み、太陽の光が良く当たり保水性のある土壌でよく育ちます。
枝豆の品種は400種以上あるといわれており、主に「白毛豆(青豆)」「茶豆」「黒豆」の3種類に分けられます。
国内で一般的な品種の枝豆は「白毛豆」です。主な産地は関東地方が多いですが、全国で栽培されています。「茶豆」は東北地方、「黒豆」は関西地方を中心に栽培されています。
なお、枝豆の品種においては、現在では約400種類以上もあるといわれています。
兵庫県が原産の品種で、豆が大きくて深みのある味わいです。黒枝豆とは、黒豆が完熟する手前で収穫する枝豆のことです。収穫時期は10月上旬から約1か月間で、ほかの品種と比べると収穫時期は短いです。
北海道で誕生した品種で、種を蒔いた後から75日程度で収穫することができる極早生品種です。白い産毛の白毛豆で枝豆の品種の中でも莢の数が多く、豆は1つの莢に3粒である割合が比較的高いです。栽培期間が短く、初心者にもおすすめです。
サッポロミドリと同様に白毛豆で、約100〜110日かけて生長する中晩生品種です。色鮮やかな緑色の莢で、とても大きいサイズの莢が実ります。草丈は65~70cm程度で、冷凍しても美味しく召し上がれます。
こちらの品種も白毛豆で、豆が大粒なのが特徴です。中晩生の枝豆で、120~130日程度で収穫できます。収穫時期は9月下旬~10月上旬頃で、豆は3粒であることが多いです。
白毛豆の種類で、草丈は約65cmです。莢は大きくてボリュームがあり、病気などにはかかりにくいので初心者におすすめの品種です。莢の色は深緑色をしていて、収穫時期の後半でも退色しにくいです。
山形県鶴岡市のみで栽培されている品種で、茶色い産毛の茶豆です。「枝豆の王様」とも呼ばれていて、甘みがありとてもおいしいことで知られています。だだちゃ豆は鶴岡市の白山地区で誕生し、この地区特有の風土によってだだちゃ豆を美味しく育てることができます。
群馬県沼田市で主に栽培されている天狗印枝豆で、枝豆と茶豆のいいとこどりをした、高級ブランド品種です。高級とされるだけあって、香りや旨み、甘みをすべて兼ね備えた、おいしい味わいが特徴です。
枝豆の栽培が盛んな新潟県の中でも、特においしいと人気がある品種です。豆が大粒で、さやから生える毛が白っぽいのも特徴。早生と晩生で収穫することができるため、6月下旬〜10月中旬までという長い期間収穫を楽しむことができるのも魅力の一つでしょう。
私達の生活に身近な枝豆は、数多くの品種があります。普段食べている枝豆ですが、何の品種なのか分かるようになると食事もより一層楽しくなりそうですね。
枝豆はスーパーでも販売されていますが、家庭菜園でも栽培できるので、ご自分で育ててみると枝豆の新たな魅力が発見できそうです。
GreenSnap編集部