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パラパラとした印象がある愛らしいベビーティアーズは、育てやすく初心者の方にも向いています。ここではベビーティアーズの育て方の基本をまとめています。日当たりや用土、肥料など気になる方はぜひご参照ください。
ベビーティアーズとはイラクサ科の植物です。葉はとても小さく1センチも満たないほどの大きさで、地を這うようにして伸びていきます。ハンギングバスケットに利用されることがある観葉植物です。
生長するとこんもりとして、愛らしいため人気があります。葉を鑑賞することがほとんどですが、6月から7月には花を咲かせます。
ベビーティアーズという名前の意味は、「赤ちゃんの涙」で、こちらは葉があまりにも小さく赤ちゃんの涙ほどの大きさということが由来です。
ベビーティアーズを育てる場所は、明るく日差しが当たる場所をおすすめします。ただし、真夏の強い直射日光は苦手としますので、暑い時期はレースのカーテン越しなどで育ててください。
ベビーティアーズは、室内で育てることも可能です。ただし、エアコンの送風が当たる場所はおすすめしません。葉が乾燥する原因となりますので、気をつけてください。
耐陰性があり、半日陰まで育てることができるベビーティアーズですが、日当たりが不足すると葉の色が悪くなりますので、室内で育てる場合は適度に日光浴をさせましょう。
耐寒性はありますので、マイナス10度までは問題ないとされていますので、冬も屋外で育てることが可能です。
ベビーティアーズの用土は、水はけがよい土で水持ちもよい土がよいでしょう。市販草花用の培養土でも育てることができます。
用土を作る場合は、赤玉土、腐葉土、軽石を6:3:1の割合で混ぜてください。
ベビーティアーズは、乾燥を嫌います。湿った土を好むため、乾燥させないように水やりをしてください。春から秋にかけては生育期で、この時期は土の表面が乾ききる前に水やりをしてください。乾きかけているタイミングでたっぷりと水を与えます。
冬は育成が悪くなりますので、水やりの頻度を落とします。土が乾いてからのタイミングで水やりをしましょう。
ベビーティアーズは肥料なしでも育てられます。生育が悪い場合は、液体肥料を月に1回ほど与えましょう。
ベビーティアーズは4月から5月に植え付けをします。
ベビーティアーズははよく伸びる植物ですので、枝が伸びて乱れてきたら剪定をしてください。
ベビーティアーズは挿し木、株分けで増やすことが可能です。
挿し木は、ベビーティアーズの健康な枝を5センチほどカットして、土の上に置きます。挿し木は通常挿し穂を土に挿しますが、ベビーティアーズの枝は柔らかいので、うまく挿せません。土の上に置くだけでも根を出して増やすことが可能です。
株分けは植え替えのタイミングで行うとよいでしょう。鉢から出して根についた土を落とし、根から2つに分けて別の場所に植えつけることで増やせます。
ベビーティアーズの育て方で注意する害虫や病気はとくにありません。
見た目がとても愛らしく、育てやすいベビーティアーズは初心者の方にも向いています。インテリアグリーンになりますので、お迎えしませんか。花も咲きますので、お楽しみくださいね。
GreenSnap編集部