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寄せ植えはいろいろは植物を楽しむことができ、見た目もよいのでやってみたいですよね。しかし、ハーブはなんでも集めて植えてよいわけではありません。
ここではハーブの寄せ植えについて紹介しています。これから寄せ植えをしたい方はぜひチェックしてくださいね。
寄せ植えはかんたんそうに見えるかもしれませんが、何も考えずハーブを集めて植えるだけだと、傷んでしまうハーブもでてきてしまいます。
まずはハーブの寄せ植えでの大切なことを覚えましょう。
ハーブは種類が豊富にあり、乾燥した土を好むものや、湿気のある土を好む種類もあります。乾燥を好むハーブと湿気を好むハーブを一緒に植えれば、相性が悪くてどちらかが弱ってしまいます。
同じような土の質を好むハーブ同士を植えなければ弱ってしまうハーブもでてくるので、まずはハーブが好む環境を知り、相性をよく判断しなければいけません。
また、直射日光を好むハーブもありますが、強い日差しが当たるととかたくなってしまうハーブもあります。なるべく、ハーブが好む成育環境が似ているものを集めて植える必要があります。
ミントのように繁殖力が強いなハーブは注意が必要です。一緒に植えた周囲のハーブを侵食してしまうことがあります。ほかのハーブを枯らすこともあるので、強いハーブは寄せ植えではなく単体で植えてください。
ミント以外にも、ラベンダー、バジル、ローズマリー、セージ、レモングラスは繁殖力が強いので寄せ植えをするときは注意してください。
寄せ植えでは草花用の土がよく使われますが、ハーブの寄せ植えをつくるときは、市販のハーブ用培養土か、野菜用培養土を使いましょう。
自分で配合するときは、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:バーミキュライト1+苦土石灰+元肥を加えて、1〜2週間なじませてから使ってください。
ハーブの苗はいつでも寄せ植えができます。春に苗が出回るハーブが多いので、ハーブの寄せ植えは春がおすすめです。耐寒性のあるハーブは冬に寄せ植えも可能ですが、寄せ植えは環境が変わるため植物の負担も考えられます。寄せ植えをする時期は、冬は避けて暖かくなったときにしましょう。
セージは5月から6月に花が楽しめます。花色は紫または白で、唇形花です。生命力が強く、繁殖もしっかりするため周囲のハーブを枯らせることもあります。そのため、寄せ植えをするなら、ローズマリーやミントなど強い植物と一緒に植えましょう。良い香りがして、ハーブティーやポプリにもできますよ。
12月から3月に紫色の花が咲き、やや乾燥気味に育てるのがおすすめです。
シンプルな植物ですので、寄せ植えの脇役にもなりますが、ミントなど強い植物との寄せ植えは合わないので注意しましょう。
香りにはストレス緩和作用があると考えられています。寄せ植えの主役にもなるハーブです。
レモンバームやミント、ラベンダー、ローズマリーには虫が嫌う香りの成分が含まれています。なかでもレモンバームの香りはカメムシが寄り付きにくくなるといわれています。
寄せ植えの花に虫が寄りつかないよう、寄せ植えに虫よけになるハーブをプラスするのがおすすめです。
ハーブには相性があるのでなんでも寄せ植えしていいわけではありません。好む環境が似ているハーブ同士で寄せ植えしてあげましょう。
強いハーブは単体か、強い種類同士で寄せ植えがおすすめです。また、生長の速さもそれぞれ異なるので、見栄えが悪くならないようハサミでカットしてきれいな寄せ植えになるように手入れしてくださいね。
GreenSnap編集部