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ドラセナは「幸福の木」として知られるマッサンゲアナをはじめ、種類の多い観葉植物です。高さ数mになる大型の品種から、大きくなりすぎない中型の品種、寒さに強く地植えできる品種まであります。この記事ではドラセナの種類を写真で紹介します。
紹介する品種を、大きさと葉の特徴で分けると次のとおりです。
| タイプ | 主な品種 |
|---|---|
| 大きく育つ | マッサンゲアナ、フラグランス、レモンライム、カンボジアーナ、リッキー、リフレクサ、ソング・オブ・インディア、ソング・オブ・ジャマイカ、ミリオンバンブー、ハワイアンサンシャイン、ホワイトホリー |
| 大きくなりすぎない | ワーネッキー、コンパクタ、ゴールドコード、トルネード、カプチーノ、サルクローサ |
| 寒さに強い | コンシンネ、トリコロール、ドラコ、ジェレ |
| 葉が細い | カンボジアーナ、リフレクサ、ホワイトホリー、コンシンネ、ドラコ |
ドラセナは剣のような形の葉をもつのが特徴で、南国やリゾート風の雰囲気を楽しめる観葉植物として人気があります。大型の観葉植物と思われがちですが、高さ2mほどにしかならない低木の品種もあります。
生命力がとても強く、長生きする種類が多いのもドラセナの特徴です。19世紀のカナリア諸島では樹齢1000年を超えるドラセナが知られていたほどで、大型でも育てやすいとされています。
ドラセナは葉を楽しむ観葉植物ですが、不定期に花を咲かせることがあります。ドラセナの品種にもよりますが、花の色は白、薄ピンク、赤、黄緑、黄色などです。
栽培10年目でやっと咲くというのが珍しくないほど、めったに花を咲かせませんが、小さな花を手毬状に密集させ、まるでポンポンのように咲く花はかわいらしくて魅力的です。
ドラセナは熱帯から亜熱帯の地域が原産で、寒さに弱い植物です。そのため、冬の平均気温が10度を下回る日本の地域では、ほとんどの品種が地植えに向きません。
ただし、5℃ほどまで耐える寒さに強い品種もあります。地植えにして庭木にしたいときは、後半の「寒さに強く地植えできるドラセナ」で紹介する品種から選びましょう。
ドラセナの代名詞となるほど、代表的な品種がドラセナ・マッサンゲアナです。太い幹から斑が縦に入った葉が伸びるのが特徴で、「幸福の木」の名前でも知られています。ハワイでは幸運を招くとして玄関に飾る文化があります。
マッサンゲアナは日光を好むので、あたたかい季節は屋外の日当たりのよい場所で育てましょう。ただし、真夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるので注意してください。
ドラセナ・フラグランス(フレグランス)は、生長すると6mほどになることもある高木のドラセナです。マッサンゲアナをはじめ、さまざまな人気品種のもとになっています。
フラグランスという名前は花の香りが豊かなことに由来し、日本では「ニオイセンネンボク」という和名で流通することもあります。
ドラセナ・レモンライムは光沢のある葉にレモン色の斑が入るのが特徴です。幹が見えなくなるほど葉をたくさん茂らせ、生き生きとした株姿で人気を集めています。
ドラセナ・カンボジアーナはすっと伸びる幹に細長い葉が茂るのが特徴です。葉が長めに伸びて枝垂れるような株姿になり、存在感があります。大きくなりやすい品種ではありますが、小さい株もよく出回っています。
ドラセナ・リッキーはマッサンゲアナの変異種で、葉がねじれるように生えていくのが特徴です。白っぽい幹は太くなりやすく、ゴツゴツとした野性味のある姿に育ちます。ドラセナの中でも群を抜いて丈夫な品種で、初心者にもおすすめです。
ドラセナ・リフレクサは白く細い幹に、細長い葉が茂るのが特徴です。葉の形が笹に似ていてアジアの雰囲気があり、アジアンリゾート風や和風のインテリアにも合います。
ドラセナ・ソング・オブ・インディアは、リフレクサの斑入り品種の一つです。リフレクサよりやや幅の広い葉に、黄色く縁取ったような斑が縦に入ります。
ドラセナ・ソング・オブ・ジャマイカも、リフレクサの斑入り品種の一つです。ソング・オブ・インディアとは逆に、葉の中心に黄色い斑が入り、葉の緑も濃いのが特徴です。
ドラセナ・サンデリアーナは日本では「ミリオンバンブー」「開運竹」などの名前で親しまれています。100円ショップでも見かける人気のドラセナで、小さな竹のような姿が特徴です。
白い斑入りの葉をもつものもあります。葉焼けしやすいので、強い日差しには注意しましょう。寒さにも弱く、冬は生長が止まります。
ドラセナ・ハワイアンサンシャインはマッサンゲアナにも似た株姿ですが、幹が濃い緑色になるのが特徴で、ミリオンバンブーとマッサンゲアナの中間のような見た目を楽しめます。流通が少なく、レアな品種として知られています。
ドラセナ・ホワイトホリーは白く滑らかな幹に、白い斑入りの細長い葉を茂らせるドラセナです。名前のとおり全体が白みがかっていて、軽やかで涼しげな姿が人気です。
ドラセナ・ワーネッキーは幅広の葉に濃淡のある緑が浮かび、そこへ白い縦の斑が入るのが特徴です。生長が遅いので大きくなりすぎず、手入れも楽なため、狭い場所に飾りたい人や、育てた経験の少ない初心者におすすめです。
ドラセナ・コンパクタは名前のとおり、コンパクトに育てられるよう開発された、アオワーネッキーの園芸品種です。幹が短いので背丈が高くなりません。生長もゆっくりなので、同じくらいの大きさで長く楽しめます。
ドラセナ・ゴールドコードは比較的新しい園芸品種で、幅広の葉に黄色い斑が大きく入る華やかさが特徴です。株立ちせずにロゼット状に葉を広げるので、背が高くなりにくい品種です。
ドラセナ・トルネードは幅広の葉が名前のとおり竜巻のように渦を巻くのが特徴です。葉も波打つような形をしていて、エキゾチックな株姿を楽しめます。背が高くならない品種なので、狭いスペースでも育てられます。
ドラセナ・カプチーノは幅広の葉がカプチーノのような茶色をしているのが特徴です。よく見ると紫と深緑が混ざったような色合いで、光の当たり方によって色の見え方も変わります。落ち着いた色で、部屋のインテリアのアクセントになります。
ドラセナ・サルクローサは緑の葉に黄色い丸い斑が水玉のように入るのが特徴で、「ゴッドセフィアナ」という別名もあります。寒さに弱く、冬は葉を落としてしまうので、あたたかい場所で管理しましょう。
ドラセナ・コンシンネはモーリシャス原産の中型のドラセナで、細長い幹の先に細長い葉がまっすぐつくのが特徴です。日本には大正時代に入ってきました。大きく育っても2〜3mほどで、あまり枝分かれしないため場所を取りません。葉には赤い縁取りが入り、その入り方は株によって異なります。
寒さに強い品種で、最低5℃(環境によっては0℃)ほどまで耐えることもあるようです。
ドラセナ・トリカラーはコンシンネを品種改良した園芸品種です。緑の葉に赤と黄色の斑が縦に入り、3色(トリコロール)に見えることからこの名前がつきました。コンシンネゆずりの丈夫さと、カラフルで美しい葉で知られています。
ドラセナ・ドラコは葉が細長いドラセナで、最大の特徴は樹液が赤いことです。そのため、竜血樹とも呼ばれます。まっすぐに伸びる葉は美しく、樹皮もつるつるとしています。コンシンネほどではありませんが、耐寒性が高いので、地植えできる品種として知られています。
ドラセナ・ジェレはフラグランスの寒さへの強さを高めた園芸品種です。比較的幅広の葉は濃い緑色で、日によく当てると黄緑色の斑が縦に入ります。耐寒温度は5度ほどで、寒さに強い品種です。

ドラセナは種類がとても多く、背が高くなる品種からコンパクトな品種まで、大きさや葉の特徴がそれぞれ異なります。置きたい場所の広さや、冬の室温に合わせて選びましょう。
丈夫なリッキーや、大きくなりすぎないワーネッキーは初心者にも育てやすい品種です。冬に冷え込む場所に置くなら、コンシンネやジェレのような寒さに強い品種が向いています。めったに咲きませんが、環境が合えば花を楽しめることもあります。

GreenSnap編集部