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育てているポトスを増やしてみたいと思ったことはありませんか。挿し木や株分けでポトスは増やすことができます。このページではポトスの増やし方を紹介していきます。これから増やしたいと思っている方はぜひご参照ください。
ポトスはサトイモ科の植物で、丈夫で美しいつる性観葉植物として人気があります。ちなみに私たちが慣れ親しんでいるポトスは、じつは幼葉。本来はモンステラのように葉が1m幅くらいに大きく成長するほど、生命力が高いんですよ。
ポトスは自宅で簡単に増やすことができます。方法はおもに、「挿し木」「株分け」「水挿し」の3つの方法です。次に、それぞれ具体的なポトスの増やし方を見てみましょう。
まず、挿し木の方法について紹介します。挿し木とは、ポトスの茎を剪定して新しい土に挿して増やす方法です。簡単な作業ですが、市販の挿し木用の土と鉢植えなど容器が必要になるので事前に用意してください。
ポトスの挿し木は5月から7月が適切な時期で、遅くても8月までには行いましょう。適切な時期に挿し木をしないと、根が出てこないことや枯れてしまうことがあるので注意しましょう。
必ず発根させたい、早く発根させたいという場合は、挿し木をする前にコップに水をいれて発根促進剤を混ぜ、1〜2時間つけてから挿し木をするといいです。
次は挿し木とほぼ似た方法でより手軽にできる、ポトスの水挿しについてご紹介します。
水挿しとは、ポトスを剪定して水に挿すことです。1輪挿しのようなイメージで、少ないスペースでもポトスが楽しめます。
ポトスを水挿しで増やす場合は5月から7月に行いましょう。暑すぎる時期は水に雑菌が湧きやすくなるので避けてください。
水挿しは透明な容器に入れれば根の生長がよくわかります。インテリアとしても楽しめるので水耕栽培はおすすめです。
虫が気になる方にも水挿しはおすすめです。透明な容器は100円ショップでも売られているので探してみてください。
ポトスの形が崩れたときは剪定をしてあげましょう。伸びすぎた葉を剪定することがありますが、処分をするのはもったいないですよね。そんなときも水挿しがおすすめです。
ポトスは挿し木や水挿しだけでなく、株分けという方法でも増やせます。株分けは、ポトスを2つ以上に分けて繁殖させる方法です。
株分けの時期は4月から7月です。株分けはポトスの根から引き抜いて分ける方法のため、負担がかかります。ポトスの生育が良い4月から7月なら株分けしやすいですので、必ず適切な時期を守るようにしてください。
2週間ほどで根が安定してくるので、それまでは乾燥させないように気をつけます。2週間が経過すると通常のポトスとして扱うことが可能です。
ポトスは生育期である5〜9月ごろに増やした場合、成長が早いので根が出るまでそう時間はかかりません。
そのポトスの株の充実具合や健康度合いにもよりますが、挿し木や水差しで増やした場合、根が出るまでだいたい3〜5日程度かかります。
根を早く確実に出させるには、気根や節を残して切ることが大切なので切る位置に注意しましょう。
ポトスの増やし方を覚えて、複数の場所でポトスを育ててみませんか。新しい株を購入せずに増やすことができるのでおすすめです。
剪定をしてハサミを入れた茎を処分するのではなく別の場所で増やすのもおすすめです。たくさんポトスが増えていくので楽しいですよ。
GreenSnap編集部