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みなさんペチュニアやプリムラが食べられる花だと知っていましたか?普段、庭を彩ってくれているお花の中には、意外と食べられるものも多く、中にはフルーツより栄養価が高いものもあるんです!
今回は食べられるお花=エディブルフラワーについて、GreenSnapユーザーさんの素敵な投稿と一緒にご紹介します。
春の到来を告げる花であるサクラは、古くから桜餅などにも使われているので、ポピュラーなエディブルフラワーともいえます。街中で咲いているソメイヨシノなどでも食べれるようですが、桜の塩漬けによくつかわれるのは「普賢象」「関山」などの八重桜が多いようです。
カモミールは黄色い花央に白い花びらがかわいらしい多年草で、リラックス効果をもたらすハーブとしても知られています。リンゴのような甘い香りがするのが特徴で、花をつかってハーブティーにして楽しめます。
タンポポといえば、タンポポコーヒーやタンポポ茶など、根を活用できる植物としてよく知られています。もちろん花や茎葉も食べられるので、茹ででサラダに入れたり、おひたしにして、そのくせのない味を楽しめますよ。ビタミンA、鉄分、カルシウムも豊富です。
ボリジは古代ギリシャ・ローマ時代から、解熱効果がある薬用ハーブとして栽培されてきました。青紫色の星型の花をうつむかせて咲かせる儚げな姿は、現在もガーデニングで人気です。キュウリのような味わいが楽しめ、サラダによく合います。
オレンジの花を晴れやかに咲かせるマリーゴールドは、夏の花壇を長期間彩ってくれるガーデニング人気も高い草花です。ほのかに香る優しい匂いと、シャキシャキとした食感が楽しめます。生だと少し苦味がありますが、湯がくとやわらぎます。
インパチェンスは長期間開花を楽しめる、夏の花壇を彩る草花として人気です。とくに八重咲きはバラのようなゴージャスな咲きっぷりやはっきりとした色味が美しく、見た目的にも華やか。味はほのかな甘さがあり、シャキッとした食感を楽しめます。
ナスタチウムは花のみならず、葉や実も食べることができます。花はほのかにスパイシーな香りがして、食べてみると爽やかな辛味と甘さがほんのりと感じられるそう。さらにビタミンAが豊富で、ビタミンCもレモンに劣らないほど含まれているので、健康にも◎です。
花壇のレギュラーメンバーとっても過言ではないペチュニアは、以外にもトマト以上にビタミンAが豊富なんです。花びらは食べるととろみのある舌触りだそうで、ソーメンやソバにいれてとろろと一緒にツルッと食べると美味しそうですね!
秋冬の定番花パンジーですが、じつはエディブルフラワーのうちのひとつです。花首からちぎってよく洗ったら、生花のままサラダに混ぜたり、スイーツに添えてみるのがおすすめです。レタスのようなクセのない味わいで、ビタミン類が豊富です。
サイネリアは鉢花の女王とも呼ばれ、古くから冬に室内を飾る花として親しまれてきました。花色や柄が豊富で花付きもいいので、エディブルフラワーとしてはたくさん収穫のも魅力のひとつです。ただし、ほのかな苦味があるので使うのは少量がおすすめです。
冬から春を彩るプリムラは、エディブルフラワーの中でもポピュラーで、ほのかな甘みと、ほどよい苦味が人気だそうです。花色も豊富で、食卓をカラフルに彩ってくれそうです。甘い香りがするので、スイーツと合わせるといいんだとか。
ベゴニアは街中でもよく見かけるお花ですが、肉厚な花はシャキシャキッとした食感が楽しめて、ほのかな酸味を感じるそうです。サラダに和えると彩り的にも食感的にも、いいアクセントになりそうです。
日本でエディブルフラワーという名前が広まるはるか昔から、キクは食べられる花として親しまれてきました。とくに食用菊としての品種は、キクだけを湯がいておひたしにして食べられるほど、甘さとほろ苦さを感じられるおいしい花です。
食べられる花だからといって、公園や花壇に咲いている花や、買ってきた切り花や鉢花は食べないようにしましょう。
園芸用の花には食用不可の農薬が使われていることも多いので、花を食べるときはエディブルフラワーとして販売されている花か、自分で種から育てた花を食べるように注意してください。
また、カモミールやボリジなどのハーブのひとつでもあるエディブルフラワーは、妊娠中には食べないように気をつけましょう。
また、エディブルフラワーの中には食用品種として改良された品種もあるので、種や苗を買うときは調べてみるのをおすすめします。
GreenSnap編集部