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植物を育てるのにエアコンの風を気をつけないといけないの?そう思う人も多いかもしれません。しかし侮ってはいけません。家の中で観葉植物を元気に育てるには、風も大事な要素のひとつになります。その理由を詳しく見ていきましょう。
私達の暮らしに欠かせないもの、エアコン。このエアコンの乾燥した風は、観葉植物にとってはとてもイヤなもの。
風が当たり続けるということは、常に観葉植物の葉が揺れ続けるということです。その揺れのせいで元気だった観葉植物が弱ってしまいます。また、風が当たり続けることで温度が下がり、乾燥してやがて枯れてしまいます。
多くの観葉植物は、熱帯地方のもので高温多湿な環境を好みます。そのため、エアコンの風は観葉植物にストレスを与えてしまうことになるのです。
それなら、エアコンの風が直接当たらない部屋の隅で育てれば大丈夫、というわけでもありません。無風状態では、観葉植物は呼吸がしづらくなるので、弱りやすくなってしまうので、風通しが良い場所に置いてあげてくださいね。
その上、夏の閉めきった部屋は、湿気や熱気によるダメージも与えてしまいます。ですので、一人暮らしや家族の帰宅が遅い、マンションなどの最上階の部屋に住んでいるという人は要注意です。
トイレやお風呂場などは、実は観葉植物にとっての穴場スポットだといえます。小窓があれば、一日中換気ができるので風通しが良いです。また、お風呂場だとシャワーのお湯になるまでの水で水やりを済ますことができるので一石二鳥。意外とこれらの場所で育てているという人も多いようです。
ただし、トイレやお風呂場に小窓がついていなかったり、大きすぎておけなかったりする場合もあるので、窓際に置いてあげて、エアコンの風向きを調整するのもひとつの方法です。時々、外にだしてあげるのもいいですね。
観葉植物と風の関係は、見落としがちですが、元気に育てていくうえでとても大切です。風よけを作るときは、完全に無風にならないように気をつけてくださいね。
徳原鉄二