warning
error
success
information
こんにちは、GreenSnap編集部です♪
美しい花や緑を楽しむことができる植物は、名前がついているものだけでも、世界中に約27万種類以上生息しているといいます。それだけあるので、中には不思議な姿をした「珍植物」が出現します。
今回は、妖艶な姿をした植物、人や動物のような姿をした植物など、面白い姿をした植物を厳選してご紹介します。
「サイコトリア・エラータ」は、中南米諸国の熱帯雨林に生息している、アカネ科の植物です。真っ赤なリップグロスを塗ったかのような、魅惑的な唇に見えることから、「ホットリップス」とも呼ばれているそうですよ。
植物なのに、マリリンモンローを彷彿とさせる色気があって、羨ましい限りですね(笑)。
「ヒドノラ・アフリカーナ」は、名前の通りアフリカなどの乾燥地帯に生息する、葉を持たないヒドノラ科の植物です。怪物の口のような部分は、実ではなく花。この口が開く、ととんでもない悪臭を放つのだとか…。この悪臭を使ってフンコロガシなどを呼び込み、受粉する仕組みになっています。
映画などでこのような姿をした怪物出てきますよね。これがモデルになっているのでしょうか(笑)?
「オルキス・イタリカ」は、地中海沿岸に生息する、ラン科の植物です。一つの茎にたくさんの花をつけるのですが、その一つ一つをよく見ると、人がたくさん付いているように見えるんです!
ピクシーという妖精のようにも見えますが、ここが住処なのでしょうか?
「キンギョソウ」は、日本でも広く親しまれている、オオバコ科の植物です。キンギョソウの一体どこが珍植物なのかというと、枯れたあとに秘密があります。花が枯れると、茎の根元にこのようなガイコツが現れるのです。この中に種がなるといいます。
なんだか不気味すぎる…。ただ、これは魔除けになると信じられているようなので、お庭に置いておくべきものなのかもしれませんね。
「ラフレシア・アルノルディイ」は、大きな花を咲かせる、東南アジア周辺に生息するラフレシア科の植物です。こちらも悪臭を放つ植物として知られ、その昔は人食い植物として恐れられていたそうです(※もちろん人は食べません)。確かに、中央の穴とトゲ、白い斑点模様が少し不気味ですよね。
ちなみに、この珍植物は見つけるのはとても難しいといわれています。うーん、見てみたいような、見たくないような…。
「カレアナ・メジャー」は、オーストラリアの東南部に生息している、ラン科の植物です。花が、飛んでいるアヒルのように見えることから、通称「フライング・ダック・オーキッド」ともいわれています。
メスの蜂と間違えたオスの蜂を誘引して受粉するために、ここまで複雑な姿になったそうですよ。植物ってまだまだ奥が深いものですね。
「トケイソウ」はその名の通り、時計のような姿をした、トケイソウ科の植物です。確かに、花びらが時計の文字盤のように、めしべが時計の針のように見える、ユニークな姿をしていますよね。
複花冠とよばれる花びらの集合体自体はたまに見かけますが、これほど不思議な色や形をしているのは珍しいですよね。
「ツノナス」は、星型の小さな花と黄色い実をつける、ナス属の植物です。この実がきつねの顔に見ることから、「フォックスフェイス」とも呼ばれています。パプリカのような色と触感ですが、残念ながら食べることはできません。
ただ、鑑賞として庭に置いておくだけでもかわいいですよね。目と鼻を落書きしても楽しそう!
いかがでしょう。みなさんは、いくつ知っていましたか?世界には、これ以外にもさまざまな珍植物が、さらには、まだ名前すら付いていない植物もたくさん存在ます。ぜひ、旅先でもふと周りを観察して見てください。もしかしたら、希少な植物に出会えるかも?
みなさまの珍植物投稿、お待ちしています♪
GreenSnap編集部