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こんにちは、ozekiです。葉っぱやグリーンも、花と同じように家のなかで楽しくアレンジできることをご存知ですか?
まずは、葉の扱い、基本の「き」をご紹介。
これは知っておきたい基本中のキホン。
ちょっとしたことも行う、行 わないで大きな差が出ます。ぜひ押さえてみてください。
葉でも花でも、生ける前に茎を斜めに切ってあげることが大切。こうすることで水を吸うことのできる面積を増やすのです。切り葉、切り花を 少しでも長持ちさせるひと手間。茎は水中で切るほうが植物の吸水力が上がります。その手法を「水切り」と呼びます。
生ける際に、水に触れる葉はあらかじめすべて 取っておきましょう。葉が水に浸かってしまうと葉が腐 りやすくなり水も汚れ、植物が短命になってしまいます。左が正しい例、右が NG 例。水はできれ ば毎日取り換えて、清潔感を保ちましょう。見栄えだ けでなく植物の持ちにも関わります。
切ったり貼ったり折ったり、さまざまな手作業 で「作る」ことを楽しめる葉物ですが、基本的に は柔軟性のあるフレッシュな状態のうちに作業 をしましょう。ドライなり完全に水分が飛ん でしまえば脆くなり、ちょっとしたことで折れ たりくずれたりしてしまいます。
日々の手入れはもちろんのこと、剪定したり、 買って来たり拾って来たりした葉を使っていざ、作品作り!となる前に、まずは葉をきれいにしておきましょう。作品にしてからでは拭くのが難しいので、とくに面が大きく汚れが目立つものは仕上がりのクオリティにも関わります。
ただグリーンといっても、その色合いは千差万別。白みがかったり黄色っぽかったり、青を含んでいたりと絵具のパレットのように色が豊 富です。さらに形、大きさ、質感までも多様性に富み、それらを見極めてうまく組み合わせることでセンスとなり、個性となるのです!
photo (C) Tomoyuki Sasaki, Seibundo-shinkosha
葉っぱをステキに飾る、身につける。小さなリーフアレンジの本
フローリスト編集部 編
ISBN: 978-4-416-61658-1
家で育てているインテリアグリーンの鉢物を、剪定して出た葉。花束をもらって、花は枯れても最後まで元気な葉。庭の落ち葉や道端の葉。普段なら捨ててしまったり、注目される存在ではないけれどよくよく見てみると「葉っぱ」は見るほどに美しい造形をしているんです。
走る葉脈、移り変わる色合い、個性的な形。惚れ惚れする美を持つ葉っぱを、もっともっと楽しむためのカンタンアイデアをセンス抜群のプロフローリストに教えてもらいました!
飾ったり、作ったり、身に着けたり!ただただ編んだり貼ったりするその作業だけでも夢中になる面白さ。楽しみ方のアイデアをオシャレな作例とともに詳しい写真と文章で解説します。知らないなんてもったいない!そんな葉っぱワールドへお連れします。レッツ、リーフアレンジ!! 誠文堂新光社刊
フローリスト編集部