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赤色の多肉植物は、その派手さから単体での鑑賞やインテリアとしての活用はもちろん、「寄せ植え」のアクセントとしても使える便利さを兼ね備えています。
今回はその中でも葉がほぼすべて赤く紅葉する多肉植物をご紹介します。
アフリカ原産の赤鬼城は、その名の通り鬼住む城のような刺々しい形をした多肉植物です。
成人男性の中指ほどの大きさの尖った葉のほぼ全体が、他の多肉植物とは段違いの赤さに紅葉するのが特徴です。
ただ数少ない葉の根本が少しばかり薄緑色な場合も多く、単体の鑑賞としてはそのコントラストを楽しむこともできるでしょう。
ただ植え替えやカット芽差しの際に土に肥料が加わる、もしくは日光に当てないでいると折角の赤さが薄らいでしまうので要注意!
カランコエという属名のアフリカ原産の多肉植物です。
赤鬼城にも劣らぬ紅葉の赤さも観賞用に最適ですが、上へ上へと伸びて成長していく姿を見るうちに育成も楽しめるでしょう。
育て始めはバラのようにも見える外見なので、小物のインテリアのように活用できるかもしれません。
ただ多肉植物の寒さに弱い特性が色濃く現れているため、室内でしっかり日光に当てて育てることが必要になります。
クラックス紅稚児は、赤鬼城を一回り小さくしたような姿をし、また似通った特性を持っているため育てやすさは抜群です。
鉢いっぱいに鮮やかな赤い葉を、森のように生い茂させるので単体でも十分に先にあげた赤い多肉植物よりも一層楽しみやすいかもしれません。
また「寄せ植え」でも赤さで周囲の植物をより鮮やかに見せることもできるのではないでしょうか。
中南米原産の属名エケベリアと呼ばれる多肉植物で、赫蓮と同様にバラのような形に葉を広げるのが特徴です。
赫蓮との最大の相違点は、最大で直径30センチにも及ぶ大きさでしょう。
葉一枚一枚が非常に大きく成長していくため、最終的には派手なレタスのようにもなります。
ただ育てやすさも派手さも一流なので、室内だけでなく、夏場は屋外でも鑑賞に適しているでしょう。
中南米産の属名セダムの多肉植物です。
駄菓子の「柿の種」のような形をした特徴的な葉が赤く紅葉します。
その愛らしさは単体としての鑑賞はもちろん、
葉先の赤い「乙女心」や薄桃色の「オーロラ」といった他のセダムと一緒に並べて愛でるのも楽しいかもしれません。
今回は全体が赤く染まる多肉植物を5種紹介しました。
好みの赤い多肉植物が見つけられれば幸いです。
ELLY