warning
error
success
information
多肉植物の魅力のひとつとして鮮やかな「色彩」が挙げられます。多肉植物が紅葉しやすい冬のはじめなどは、多肉植物の温室が天国ではないかと感じるほど。
けれど、紅葉の季節でなくとも色鮮やかな見た目を持っている植物も多くあります。紋様が良い、肌ツヤが良い、斑の感じがイイ…などなど。むしろ、そんな魅力が多肉植物コレクターを唸らせているといっても過言ではありません。今回は、「赤と白」をテーマにしたカラフルな多肉植物をご紹介します。
筆者がとくに好きなカテゴリーである「アドロミスクス属」から、まずは選出しました(笑)。
何といってもこの葉色。赤色と白色が絶妙な間隔で混じりあい、どこか中世代を思わせます。
さらに、新芽には若干の緑色が映え「植物感」を漂わせます。どうしてこんな色になったのか…。不思議です。
上記「アドロミスクス・トリギナス」と葉色は似ています。さらに赤と白の縞模様が際立ち、綺麗。
日光にしっかりと当て育てていけば、自然の造形物とは思えないその色彩はさらに美しくなります。
こちらは模様の感覚が細かく、葉っぱも小さいので繊細なイメージ。
セダムの近縁種ともいわれ、セダムと似た形をした花を咲かせます。
こちらは「赤と白」に入れるか迷ったのですが…。詳しく色味を伝えるならば、白と茶色。
けれど、葉っぱは粉をふいたようにマットな感覚で、そのせいか白色がより美しく強調されます。
普及種のため、比較的簡単に入手できますよ!
探していくと、赤と白の強い植物ってアドロミスクス属とカランコエ属に集中しています。この植物の周辺にある土とか岩などの環境に同化するためにこんな色になったのでしょうか?
そんなことを考えながら、じっくりと眺めるのも良い時間の過ごし方ですよね(笑)。
そうです。おおよそ自然が作り出したとは思えない色彩を愉しむ…。多肉植物の魅力のひとつですね。
mokutaro(杢太郎)