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観葉植物としてだけでなく、ビルの屋上などにも栽培されるなど私たちの身近に溢れているセダム。
手間がかからず育てられることもあり人気が高いですが、もちろん注意点もあります。
今回はそんなセダムの水やりについて説明したいと思います。
セダムの水やりについて説明する前に、まずセダムについて少し触れておきたいと思います。
セダムは、マンネングサ属の植物を総称する園芸用語で、何百種類もの品種が存在しています。
その特徴は、丸みを帯びた棒状の葉の形をしていて、大きなものから小さなものまであります。
また、乾燥に滅法強くわずかな栄養でも成長するため、植物にとって過酷な環境であっても成長できる強靭な品種の一つです。
セダムに水を与える時に気にかけておいて欲しいことは、水やりしすぎないことです。
セダムは多肉植物のため、水を個体の中で貯めこむこという性質があります。
乾燥に強く過湿を嫌うため、水を与え過ぎるとかえって成長を滞らせてしまいます。
鉢植えの場合、春と秋の生育期には、土が乾ききってから水を与えるようにし、
夏と冬の休眠期は極力水やりを避けるようにしてください。
また、庭植えの場合は基本的に水やりの必要はありません。
乾燥に強くわずかな水分と栄養分で成長できるような、セダムの強靭な性質を活かして私たちは様々な場面でセダムを使用しています。
例えば、セダムは、マンションやビルなどの屋上緑化にも一役買っています。
このようにセダムの特徴を活用して、ガーデニングやインテリアなど個人的な使用だけでなく、
ヒートアイランド現象やCO2削減などの環境問題にもセダムは威力を発揮しています。
セダムの水やりと、セダムにまつわる情報をお伝えしました。
手間がかからず自宅でも手軽に育てることができるセダムですが、水やりの注意点を守って、元気なセダムを育てましょう。
※トップ画像はPhoto by mawuさん@GreenSnap
ELLY