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七宝樹(しっぽうじゅ)は南アフリカ原産のキク科セネシオ属の多肉植物です。
タワー状に伸びたきゅうりのような茎と先端に生えた三角矢の葉が特徴的な少し変わったこの植物の魅力と育て方をご紹介します。
普段はきゅうりみたいな形の不思議な植物。
秋にはたんぽぽのような黄色花を咲かせる七宝樹ですが、
更に秋が深まると葉先がピンクやパープルに紅葉します。
白い斑のつく七宝樹の種を七宝樹錦と呼び、紅葉するとコントラストの美しさが際立ちます。
七宝樹錦は約80種類あるセルシオ属の中でも人気があります。
七宝樹などのセルシオ属は冬に比較的強い種です。
マイナス2〜3度まで耐えるので初心者でも育てやすい多肉植物です。
安全に育てるなら冬は気温が5度を下回ったら室内で育て、意識して日光浴をさせると良いでしょう。
ただしギラギラとした強い日光は苦手なので、夏は半日蔭の場所に置きましょう。
寒さには強い七宝樹ですが天敵がいます。
それは「高温多湿」です。
風通しの悪い場所に置いたままにしたり、土が湿ったままにしたりすると根腐れを起こす可能性があります。
基本的に水やりは月に1〜2回程度、土が乾いたら与えて下さい。
雨が当たる場所も避けてベランダなどの風通しが良い場所に置くとなお良いです。
特に梅雨から夏にかけては要注意です。
肥料を与えるのに適している季節は春と秋です。
湿気に弱い植物なので根腐れを起こさないよう、液体肥料は通常使用の半分程度の量に留めましょう。
化成肥料を使う場合も同様ですが、ゆっくりと効くものを選びましょう。
七宝樹の魅力と育て方をご紹介しました。
冬には葉が落ちてしまいますが、梅雨や夏を乗り越えて紅葉していく七宝樹はとても美しいです。
ホームセンターやインターネットで購入できるので是非育ててみて下さい。
※トップ画像はPhoto by saoiさん@GreenSnap
ELLY