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こんにちは、ライターのariです。
フェイジョアの木ってご存知ですか?
常緑の低木で一年中グリーンが楽しめて、
かわいい花と、美味しい実がつく植物。
最近では、庭木にとても人気があります。
今回は、フェイジョアについてご紹介します。
フェイジョアは、亜熱帯地域が原産の果樹。
主にニュージーランドで栽培されています。
常緑の低木で、
大きくなっても3メートルほど。
生育は旺盛で病害虫の心配がほとんどなく、
手入れも簡単なので家庭栽培におすすめの庭木。
可愛い花も楽しめて、近年人気があります。
4月下旬頃から新芽が出はじめ、
5~9月まで生長します。
シンプルな形をしたシルバーフリーフは、
ナチュラルなガーデンにぴったり。
表面は光沢のある緑色で、
裏面は綿毛があり白やシルバーっぽく見えます。
別名、パイナップルグアバとも呼ばれ、
秋頃になると緑色の実ができ、
食べるととっても甘くて美味しいのです。
5月から7月にかけて、花が咲きます。
フェイジョアの花はとても華やかでエキゾチックな雰囲気。
エディブルフラワーとして食用にも利用されているそう。
特徴的なのは、ダイナミックな雄しべ。
両性花で1つの花に雌しべと雄しべがあり、
中央の雌しべを取り囲んでいる雄しべは、
先端が黄色や金色のように見え、とっても目立ちます。
フェイジョアの実は、
鮮やかな緑色をしていて、
ラグビーボールのような細長い形をしているのが特徴です。
実は完熟するととても香りがよく、
パイナップルや洋梨のような甘い香りを放ちます。
スプーンですくって食べると、
シャリシャリッとした不思議な食感が楽しめます。
実が付くには、苗で2~5年、実生で3~10年。
我が家のフェイジョアは10年経ちますが、まだ一度も実はなりません。
遺伝的に違う個体と受粉しないと結実しないので、
実を楽しみたい場合は、
違う品種を複数本植えましょう。
庭木に何を植えようかと考えている人は、
フェイジョアを考えてみては?
手入れもほどんといらず、害虫の心配もほとんどなく、
花と果実と葉っぱが楽しめる、
美味しいトコ取りの木なのです。
内田アリ