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個性的な外見と丸みのあるフォルムが魅力のコーデックス類。
それに負けない魅力的な鉢を用意したい所ですが、中々お気に入りが見つからない。
そんな時にご紹介したいのが自分で鉢を作る「リメ缶」です。
コーデックスの特徴は何といってもまん丸に肥大した根っこですよね。
コーデックスは「塊根植物」とも言われ、ダリア(の球根)やサツマイモ等もこれにあたります。
何故この様な姿をしているかと言うと、肥大した根の部分にはデンプン等の栄養分が貯蔵されています。
コーデックス達は栄養分の代わりに水分を貯蔵する事で、長く辛い干ばつに耐える事が出来ます。
もちっとしたコーデックスにオススメのリメ缶は「マグカップ」。コーデックスの重量感にも釣り合います。
ぽってりとした根からひょろっと生えた葉っぱは一つの芸術作品の様で、
通常の鉢や缶だと非日常感だけが浮いてしまいがちですが、
マグカップという日常的なアイテムと組み合わせるだけで独特な外見にユーモラスさが加えられて、
お部屋の一部として浸透します。
また、マグカップは円柱型のものだけでなく、丸いものもありますのでコーデックスの丸みと組み合わせるのも良いでしょう。
どうしても缶を使いたい場合は錆加工をすると良いでしょう。
肥大した根っこから分かる様に、コーデックスの外見は非常に生命力にあふれています。
貯蔵した水分で長い干ばつも生き抜くので、その特性を活かして缶に退廃した印象を与えると、双方の魅力が活きてきます。
長い間放置された無機物に、強い生命力を持つコーデックスが同居する様は独特の世界観を放ちます。
コーデックス類に合わせたいリメ缶についてご紹介しました。
コーデックス等、個性的な外見の植物のリメ缶を作る時は
「何故その様な姿をしているか?」を考えながら作ると面白いかもしれません。
※トップ画像はPhoto by コーイチローさん@GreenSnap
takenaka