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白いストライプ模様が特徴の琉球オモチャウリ。
正式名をオキナワスズメウリといい、沖縄地方に自生する植物です。
ストライプ模様の白い模様と白い花はとても可愛らしく、初心者でも育てやすいこの琉球オモチャウリの花の特徴と育て方を紹介します。
琉球オモチャウリは雌雄同株の植物です。
雌雄同株とは一本の木、または花や草に、花粉を出す雄しべと受粉して結実する雌しべを持つ植物のことです。
一つの株に雄花と雌花が咲き、結実してあのストライプ模様の可愛い実が誕生します。
沖縄地方で自生するだけあって、琉球オモチャウリは日光にとても強い植物です。
関東地方と西側の地域なら元気に育ちます。
残念ながら、東北や北海道では育ちにくい植物です。
ツルが育って伸びる際に水切れを起こしやすいので水やりを忘れないように気をつけましょう。
琉球オモチャウリは種からでも苗からでも育てられます。
ホームセンターでは苗で売られていることが多いでしょう。
苗から育てる場合は霜が下りない時期、4月くらいから育て始めるのがおすすめです。
直射日光にも耐えるので日当たりの良い場所に置き、ツルを伸ばせるようにネットを張って育てて下さい。
水やりは土が乾いてきたらたっぷりと。
水切れを起こさないように気を付けて下さい。
花を咲かせたい場合はりん成分を含む肥料を与えるのも良いです。
実はゴーヤのように苦いのですが、毒を持っています。
絶対に口にしないで下さい。
赤ちゃんやペットが居る家庭は十分に気を付けましょう。
琉球オモチャウリは1年目に花を咲かせて枯れてしまう一年草です。
そのため株分けで増やすことはできませんが、種をとっておいて育てれば、翌年も楽しめます。
実を放置して乾いてきたら、中をあけてみましょう。
種子が10個ほど入っているのでそれを取り出し、綺麗に洗って陰干し保存すると良いですよ。
実が緑色の時にはまだ開けないように注意しましょう。
琉球オモチャウリの花の特徴と育て方を紹介しました。
直射日光にも耐えてくれるこの植物は初心者でも安心して育てられます。
寒い地方で育てるのは難しいですが、関東から西では元気に育ってくれるのでぜひ育ててみて下さい。
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