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職場では常にモニターを見続け、仕事から帰る電車内ではスマホ。家に帰ればテレビを観て…など、思い返せば私たちの眼は、朝から晩まで酷使され続けています。
そんなとき、筆者が非常に癒されるのが、原色のようなハッキリとした色ではない、淡く、まるで名前が付いていない色をぼうっとみること…。
今回は、そんな淡いけれど、深い色合いを持った多肉植物をご紹介します。
「ザ・淡い色」。ピンクでもなく、水色でもない。かといって灰色でもない。そんな色。
形状も丸々としていて可愛く、誰がつけたか、ホント秀逸な名前です。良く言った!
美人と名のつくモノは見飽きない…というのは、人だろうが、多肉植物だろうが同じなのかもしれません…。
カランコエの一種。きっと葉っぱ自体は緑色だけれど、薄らと生える毛が淡い色にさせているのかもしれません。
色もさることながら、適度にトゲトゲさせた葉っぱが、ビール瓶の王冠を彷彿とさせるのも可愛い。
強健な種類で育てやすく、比較的安価で入手できる種類です。
アドロミスクス好きの筆者としては、外せない種類。別名「雪御所」と呼ばれます。
和名そのままに、葉の表面に薄らと粉を吹き、絶妙な色合いを生み出します。
この粉、わりと簡単に水に流れてしまうので、水遣りは株元から与えるように管理しましょう。
セネシオと呼ばれるグループに属する多肉植物。こちらは毛が纏わりつくように生えています。
普及種なうえ、価格もお手頃。長く育てると、迫力のある見栄えある株になることも。
筆者は「銀月って、羊毛フェルトで作れるんじゃないか?」と企んでいますが、あいにく、そのスキルと器用さは持ち合わせておりません…(泣)。
この形状と、この色合いからファンの多いエケベリアのひとつです。
「ラウーイ」と「リンゼアナ」と呼ばれるエケベリアの交配種で、割と大きく育ちます。
肉厚の葉がロゼット型に花のごとく「開花」し、清楚な雰囲気で人を虜にさせるのです。無彩色ともいえない、深い色が魅力的!
現代人は、赤・青・緑の複合された光をみ過ぎだ!と筆者は感じているところ。たまには、自然が作り出した、ハッキリとしない色を眺める「休息」も必要です。
そしてそんな色に、深く、深く、惹き込まれる…。するとなぜか、心が穏やかになるのです…。幸せになれるのです…!
高貴なひと時を過ごせる時間を、多肉植物はあなたに…。そうです、あなたに与えてくれるのです!…さて、会場へお集まりの皆さん。本日は印鑑をお持ちでしょうか?
…なんちゃって。
mokutaro(杢太郎)