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鮮やかな色味と愛嬌のある見た目が人気のコキア。ぜひガーデニングに取り入れたい植物ですよね。
今回はコキアを育ててみようと考えている方のために、たくさんある情報の中から厳選した正しいコキアの育て方や水やりのポイントをご紹介していきます。
コキアは、アカザ科バッシア属に属する一年草です。
夏には清々しい緑の葉を、秋には美しい紅葉をみせ、まるくてこんもりした独特の愛嬌のある形が可愛らしいカラーリーフです。
コキアは別名「ホウキギ」と呼ばれ、枯れた茎がほうきに利用されたり、葉や実が食用としても活用されていることから、古くからわたしたちの生活に親しんでいる植物なのです。
中国を経由し日本に伝わってきたコキアは、丈夫で育てやすく、初心者の方からベテランの方まで幅広く人気な植物です。
庭では花壇の縁取りにしたり、鉢植えで観賞用として育てられたり、用途はさまざま。
茨城県のひたち海浜公園などはたくさんのコキアで美しい有名な場所としてとりあげられています。
そんなコキアを自宅で育てるにはどのような点に留意しておけばよいのでしょうか。
コキアを育てる際に、まず土作りから始めましょう。
コキアは水もちと水はけのバランスが良い土を好みますので水分量が重要なポイントです。
地植えなら植え穴に堆肥や腐葉土を2~3割混ぜ込み1週間ほど寝かせることをおすすめします。
鉢植えの場合は小粒の赤玉土と腐葉土を6:4〜7:3の割合で混ぜた土を使うとよく育ちますよ。
苗植えは4〜5月が適期で、苗がすっぽりと入るくらいにゆとりのある穴を堀りましょう。
株同士の間隔を20~30cmあけ、風通しの良い場所を選ぶようにしてください。
前項でも述べたようにコキアを育てる際は水分量に注意しなければなりません。
鉢植えの場合、土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えましょう。しかし、コキアは湿気を嫌うので、水のやりすぎには気をつけてください。
地植えの場合、根がしっかりと張るまでは鉢植え同様、土の表面が乾いたら水を与えますが、その後水やりを与える必要はありません。
もし水分調整ができず、じめじめした環境で育ててしまうと、カビが繁殖して光合成がうまくできなくなる「うどんこ病」にかかってしまいますので普段からチェックしてあげてくださいね。
今回はコキアの育て方と水やりのポイントをご紹介しました。
水分量に注意してあげることで立派な美しいコキアを育成することができます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
※トップ画像はPhoto by AKIさん@GreenSnap
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