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多肉植物をはじめると、多肉植物に限らず、あれも「ユーフォルビア?」これも「ユーフォルビア!?」などと、仲間の多さに驚くことがあります。それもそのはず。ユーフォルビア科(トウダイグサ科)の仲間は世界中に分布し、日本でもみられるの「トウダイグサ」もその中に入ります。
多肉植物で扱われるのはおもに「ユーフォルビア属」2000種類のうち、500種類です。しかも、その形態はさまざま。
今回は、5つの形態に分けて、代表的なユーフォルビア属の多肉植物を紹介していきます。さぁ、ユーフォルビアの多様性をご覧あれ。
別名「ドラゴンボール」。7個栽培すると、何かが現れたり、願い事を叶えてくれることは多分ありません。が、1個あればその異質な形状に心を奪われるはず。
大きくなると、新しい株が頭の付近から生えてきます。子株を友人とシェアするのも楽しい!
まるでサボテン。ですがサボテンではありません。
サボテンには「刺座(しざ・とげざ)」と呼ばれる、刺の根元に白色の器官がありますが、ホリダにはありません。
生長はゆっくり目ですが、大きくなるにつれ、カジュアルな雰囲気が増してきます。ゆえに男子に人気であるような印象を受けます(あくまで個人的な感覚ですが)。
園芸品種として多く出回っているユーフォルビアのひとつにこの「ハナキリン」が挙げられます。何といっても、トロピカルを思わせる真紅の花も人気の理由。
ただし、かなり凶暴なトゲがあるのでご注意を。お手入れの際は、ガーデングローブをお忘れなく。
塊根から枝が生え、筒状の葉をつけます。和名については
和名にはその葉の特徴からか“筒葉ちび花キリン”という名が与えられています。
だそうで、そのままじゃんという率直な意見と、「ちび」という可愛らしい蔑称(?)にほっこり。栽培も越冬対策などを施せば、比較的容易です。
ユーフォルビア関係者のなかでは「タコもの」と呼ばれるタイプ。そのなかでも人気なのがこのゴルゴニスです。
和名は何故か「金輪際」。もともと、金輪際の語源は仏教用語らしく、「金輪際○○○しません!」というような打消しの言葉として派生したそうです。
さらに金輪際の他の意味としては「物事の極限。いきつくところ(参考:こんりんざい【金輪際】の意味 – 国語辞書 – goo辞書)」。はて、これはユーフォルビアの最終形態としての命名なのでしょうか…。
ハナシは逸れましたが、ゴルゴニスは育て易い種類に入ります。金輪際、難しそうだなんて考えないように!
他にも探せば奇妙なカタチや色をしたユーフォルビアがゴロゴロと出てきます。そのためにユーフォルビアを集め出すと、まるでジャングルみたいに。およそ1カテゴリーの植物が並んでいるとは思えない光景に出合えます(笑)。
さらに、多肉植物以外でも園芸品種として流通する「トウダイグサ科」の植物も魅力的な種類があり、もしかしたら身近な観葉植物はユーフォルビアの仲間かもしれません。
興味のある方はぜひ、調べてみると面白い発見があるかもしれませんよ!
mokutaro(杢太郎)