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オタフクナンテンは庭において頻繁に見かける代表的な植物です。
常緑樹であるにもかかわらず、紅葉もする稀有な存在。
そんなオタフクナンテンの育て方(水・肥料のあげ方、剪定の時期など)をわかりやすくお伝えします。
まず最初にオタフクナンテンで留意すべきは植える場所です。
乾燥と葉焼けに弱いので、直射日光がガンガンに降り注ぐ所は不適当です。
ここが1番のネックと言っても過言ではないでしょう。
基本的に強い植物なので放っておいても大丈夫ですが、直射日光は何よりの敵なので、そこだけ注意して植えてください。
そこをおさえておけば極端な話、ほとんど手入れがいらないです。
苗植えにあたっては3〜4月、あるいは9〜10月のどちらかにしましょう。
春か秋が適期です。
鉢植えは苗よりも一回り以上大きい鉢を選んでください。
そこに赤玉土(火山灰を乾燥させたもの)4、腐葉土3、黒土(火山灰と枯れた植物が混ざったもの)3の割合で土を入れ、植え付けましょう。
地植えの際は直射日光の当たらないところや、半日陰(一日のうち数時間しか日に照らされない所)を選んでください。
そこに腐葉土や牛糞の堆肥を混ぜて寝かせておいて、2週間経ったら苗を植えましょう。
水やりは、地植えの場合は炎天下続きや冬場の乾燥がひどい時を除いて必要ありません。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたタイミングで与えます。
肥料は2、3月と8月に固形の骨粉入り油カスを施してください。
その際はくれぐれも適量をお守りください。
オタフクナンテンは南天の一種で「福をなす」という花言葉があります。
非常に縁起のいい植物なので、庭に植えるといいことがあるかもしれません。
空いたスペースがあれば是非ご検討ください。
※トップ画像はPhoto by さやさん@GreenSnap
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