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ローズゼラニウムはフウロソウ科・ベラルゴニウム属の、薔薇のような香りがするピンク色の小ぶりの花を咲かせる植物です。
葉には深い切れ込みが入っていて、縁の部分はギザギザになっています。
ここでは育て方などの役立つ情報をお伝えします。
ローズゼラニウムは、種からでもOKなのですが、苗から育てる方が一般的です。
また、増やし方は、春か秋に挿し木で簡単に増やすことができます。
切り取った茎を完全に乾燥させた後に、砂に挿しておくとしばらくして発根します。
植え替えをする場合は9月~11月が適しています。
高温多湿には弱い性質があるので、梅雨や夏の時期は腐って枯れてしまうことがあります。
なので、夏を無事に乗り切るためには風通しの良い場所で育てる必要があります。
7月頃に花が咲きますが、上手く夏越しができれば、秋にもう一度花を咲かせることもあります。
霜に当たってしまうと枯れてしまうので、越冬させるには3℃以上の環境が必要となります。
水やりは鉢植えにしている場合には、鉢底から水が染み出してくるくらいまでたっぷりと与えるようにします。
地植えにしている場合は、土が乾いてから水をあげるようにしましょう。
水の与えすぎは根腐れの原因となってしまいますので要注意です。
ローズゼラニウムは日当たりの良い場所に植えたり置くようにしてください。
日照不足は花の付き方が悪くなったり、特徴である香りも減ってしまう原因となります。
その場所がローズゼラニウムに適していた場合には、繁殖力が強いのでどんどんと生息範囲は広がっていきます。
寒い冬場は、霜に当たらないように軒下や室内に移動しましょう。
ローズゼラニウムの育て方などについて解説しました。
ピンク色の可愛い花を咲かせて楽しませてくれるだけでなく、薔薇の花のような香りもするので素敵です。
また、蚊除け効果があることでも知られているので、ぜひお庭などに植えて育ててみてくださいね。
※トップ画像はPhoto by ringoさん@GreenSnap
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