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普通のシクラメンは寒さに弱く、霜に当たると一気にダメになってしまいます。
しかしこのガーデンシクラメンは品種改良されており、ちょっとやそっとの寒さには負けません。
そんな新しいガーデンシクラメンの育て方について解説していきます。
霜にあたっても枯れることはない、より強い品種であるガーデンシクラメン。
これは日本の農家が、今まであったシクラメンの中でもより寒さに強い品種のものを選んで交配した結果生まれた、新しい品種のシクラメンです。
霜に当たった程度では、少し弱りはするものの枯れてしまうわけではないのです。
その代わり通常のシクラメンと比べると小さく、大きな株になることはありません。
背丈が低いので寄せ植えにも適しており、冬のガーデニングに適した植物と言えるでしょう。
ガーデンシクラメンは比較的乾燥に強いので、地面が乾燥したことが確認できたら水やりを行いましょう。
あまり水を与えすぎると腐る原因になってしまいます。
また、冬に水やりする場合は午前中に行いましょう。
夕方頃に行ってしまうと、夜間に水が凍ってしまい、根が傷んでしまいます。
逆に夏季は休眠期に入るので、週1回程度に軽く水やりする程度で十分です。
ガーデンシクラメンは寒さに強い、と何度も言ってきましたが、流石にマイナス5度以下になると枯れてしまいます。
冬の時期は寒波に気をつけて、日当たりの良い場所で育てましょう。
また、花は葉っぱ一枚に対して1つだけ咲きます。
つまり苗の段階で葉っぱが多ければたくさん花が咲くということになります。
もししおれていたら、根元から捻じりとるように手で抜きます。
ハサミ等で切除した場合、切り残しがあると底が腐って病気になってしまうことがあります。
シクラメンの中では葉っぱや花が小さいですが、寒さに強い品種なのでまた違った楽しさがあります。
自分の住む地域が寒い地域でシクラメン栽培を諦めていた方にもオススメできます。
※トップ画像はPhoto by あやこさん@GreenSnap
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