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月下美人は、白く美しい花を咲かせる多肉植物で、サボテンの仲間です。
柔らかく上品な香りも特徴的な月下美人は、実は育てるのに時間がかかる上、花が咲く時期も短い、上級者向けの植物です。
今回はそんな月下美人の肥料の与え方などについて紹介します。
その名前や匂いなど、既に他の花に比べて圧倒的な存在感を放っている月下美人。
まずはその特徴について解説していきましょう。
月下美人は生育条件が細かく、株の状態や気温、日光量などのバランスが整っていないと花が咲きません。
この手間のかかり具合は、何だか子供をより美人に賢く育てようとする場合にも似ているかもしれませんね。
そんな我が子を育てるように栽培する月下美人は、年に1回しか花が咲かないなどとも言われていますが、安定して生育しやすい環境があれば、年に3回から4回ほどまとまって咲くこともできます。
また、その花や果実は薬膳料理の具材として食されることもあります。
ここからは栽培方法についてご紹介します。
育てるのが難しいと言われている月下美人について、特に重要なポイントが水やりと肥料の与え方です。
まずは水やり。
サボテンの仲間である多肉植物なら、あまり水やりは必要じゃないのではないかと思ったら大間違い。
月下美人は森林性の多肉植物であり、私達がイメージしやすいサボテンと違って水をよく欲する花なのです。
なので土が乾燥したらしっかり水を与えるように心がけましょう。
冬の時期も土を軽く湿気させる程度に少し与えましょう。
株を大きく成長させるのに必須である肥料。
もちろん月下美人を栽培するときにも欠かせないものではありますが、一つ注意すべき点があります。
それは内容物の種類です。
たくさんある肥料のうち、窒素がたくさん入っている肥料だと、茎や葉っぱばかりが育ってしまい、株に栄養が行き渡りません。
ですのでカリウムやリン酸が多く含まれた肥料を使うようにしましょう。
子供を育てるかのように手間がかかる月下美人。
しかし、その手間に見合った美しい花を咲かせるので、熱狂的な園芸ファンからの人気は高い花です。
ぜひ一度栽培してみましょう。
※トップ画像はPhoto by Alesさん@GreenSnap
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