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真っ赤な小さな実を実らせるソヨゴには、実を実らせるものと実が出来ない2種類があります。
害虫の影響でもなく、何故、実が出来ないのかという疑問点を中心に紹介します。
別名フクラシバとも呼ばれる、モチノキ属に属する常緑高木の1種です。
家を建てる際、家の顔として植えられるシンボルツリーとしても良く用いられます。
白く可愛らしい花をつけ、赤く小さな実を付けるのが特徴的な木です。
水切れになっていることがわからずに、花を咲かさずあっという間に枯らしてしまうことが多くある木でもあります。
基本的には、雨などのおかげもあって自生できるのですが、1週間ほど晴れの日が続き、照らされ続けると水分が完全に切れ、乾いてしまいます。
適度な水やりを頭の隅に入れておくことが重要になります。
葉が落ち始めた時が危険信号の合図になるので、目にしたときは速やかに対応することが必要になります。
意外と知られていませんが、雌雄異株と呼ばれる雄の木と雌の木があり、どちらも異なった特徴を持ちます。
花はどちらも咲かせますが、実を実らせるのは雌の木のみになります。
故にシンボルツリーとして買ったはいいが、実が実らないのはどういうことだという意見も多いので、事前に確認することが重要になります。
ソヨゴを育てるにあたって、実をつける木なのかそうでないのかを明確にすることを頭に入れ、かつ枯らさないようしっかりとしたケアが必要になります。
水の問題以外に、害虫や強風にめっぽう弱い木でもあるため、定期的な駆除や台風などの強風に対する予防も忘れず行わなければいけません。
※トップ画像はPhoto by 87meさん@GreenSnap
徳原鉄二