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ブルーベリーは実を食べる植物として知られていますが、釣り鐘型の可愛らしい白い花を咲かせ、観賞植物としても人気の高い植物です。
今回はブルーベリーの生育を始めてみたい方に向けて、ブルーベリーの育て方についてご紹介したいと思います。
ブルーベリーは比較的、育成の楽な果樹です。とはいえ幾つか注意点がありますのでまずは、育て方の基本的なポイントをご紹介します。
ブルーベリーは酸性の土を好む品種です。そのため、地植えの場合は酸性になるように、鉢植えの場合は、アルカリ性にならないように注意が必要です。
また、ブルーベリーは乾燥を嫌う植物なので、水やりにも気を使う必要があります。基本的には、土が乾燥しないように表面が乾いて来たら水をたっぷりあげるようにしましょう。夏場などは毎日水やりをしても問題ありません。
ブルーベリーの肥料は窒素、リン酸、カリの3つがあれば基本的に問題ありません。しかし、それぞれ、与えるべき時期が異なっていますので注意が必要です。
窒素は葉、枝など植物自体を大きくするための肥料です。与える時期は8月から9月頃与えるようにしましょう。
リン酸は花、実がついてる場合は実を大きく育てる為に必要です。与える時期としては3月から4月頃に与えましょう。
最後にカリですが、根の成長に必要な肥料です。2月から3月頃に与えるようにしましょう。
ブルーベリーを育てるのであれば、やっぱり実をつけさせたい!そう思う方も多いのではないでしょうか。ブルーベリーは一本の木だけでは受粉しづらい性質がありますのでブルーベリーが実をつけるには2本以上同時に育てる事が必要です。
また、2本あれば何でも良いと言うわけでは無く、一緒に植えるブルーベリーの系統を揃えなければ行けません。
ブルーベリーにはラビットアイ、ハイブッシュという系統があり、同一系統であればより受粉しやすくなります。
そのため、実をつけたいと考えている方は、2本以上の生育と、購入前に系統を確認することが必要です。
今回はブルーベリーの育て方について解説をいたしました。こちらの記事を参考にして頂き、有意義にブルーベリーと付き合っていただきたいと思います。
※トップ画像はPhoto by emiさん@GreenSnap
徳原鉄二