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コルジリネという観葉植物は、寄せ植えをされる方達の間ではよく知られている人気の観葉植物です。
葉っぱの色合いもカラフルで種類があり、縦じまや斑模様のある品種もあります。
コルジリネの育て方などについて見ていきましょう。
コルジリネは、コルディリネとか千年木とも呼ばれるリュウゼツラン(キジカクシ)科のセンネンボク属に入る熱帯性の植物の総称です。
樹高は1~3mくらいに生長します。笹の葉のような細長い形状の葉を放射状に広げているのが特徴です。
ドラセナによく似ていますが違うものです。
ハワイにおいては、『テイ』と呼ばれていて、この葉の部分をフラのスカートやレイに利用したりする他、豚肉などを包んで蒸す為の材料としても使われています。
コルジリネにはおおよそで20種ほどありますが、その中でも一番多く流通している種類の一つが、コルジリネ・テルミナスです。
沢山あるコルジリネの品種の親にもなっています。
その他にも、ニュージーランドの固有種である緑色の葉のコルジリネ・オーストラリス、緑色に紫色のような赤い斑の葉が特徴のコルジリネ・レッドエッジ、葉が茶色がかったような赤色のコルジリネ・レッドスターなど、その他にも様々な色や縦じま、斑模様などが入った種類が存在しています。
コルジリネの育て方のポイントとしては、霜の心配のない5月~9月は室外の明るい日陰でもOKです。
10月~4月は室内の暖かく明るい場所に移動して育てましょう。
直射日光はダメですがよく日光に当ててあげると葉の色が鮮明で美しくなります。
鉢植えの場合は、水はけが良くなるように赤玉土7:腐葉土3の割合で作った土か市販の培養土が向いています。
地植えの場合には、腐葉土を2~3割程度混ぜます。
水やりは土が乾いた時に十分にあげるようにしましょう。
地植えの場合の水やりは雨任せでもOKです。
肥料は生育期の5月~10月頃に2ヵ月に1回程度、緩効性の化成肥料を与えるか、2週間に1回液体肥料を与えます。
剪定はほぼ必要ないのですが、幹の頂点を切ってしまうと枯れる原因となるので注意して下さい。
コルジリネの育て方などについて紹介してみました。
育てやすいので初心者にもオススメで、葉の色もカラフルなので寄せ植えのアクセントにもぜひ使ってみて下さい。
松本光男