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ブロメリアは「プルメリア」と全く違うパイナップル科の植物です。
花のように見える苞(ホウ)がとてもゴージャスに咲くブロメリアは、「理想の夫婦」などの花言葉があります。
今回はブロメリアについてご紹介します。
ブロメリアはパイナップル科アナナス類に分類される観葉植物で、ほとんどの通販や販売している名前では「グズマニア」と呼ばれています。
主に中南米の熱帯雨林を原産地とし、約120種も分布しています。
花を咲かせますが、一度咲いたら二度と咲かないチランドシアと同じです。
花のように見えるのは苞(ホウ)と呼ばれる花の根元に付く小さな形をした葉で、色鮮やかです。
この苞が他の観葉植物にない存在感を醸し出しています。
ブロメリアの花言葉には、「理想の夫婦」という意味があります。
小さな花を咲かせ数ヶ月すると、苞が少しずつ生長しながら色を失っていき、子株を出すという特徴があります。
この仕組みを見て花言葉が付けられたとされています。
その他にも、「あなたは完璧」、「いつまでも健康で幸せ」、「熱情」という花言葉も持ち合わせています。
花苞がいつまでも色あせないことから来ているとされています。
ブロメリアを育てるときに注意して欲しいのが「水やり」です。
ブロメリアは、茎が短くなっており、葉の付け根が筒状に重なっています。
そのため筒状のところに水が溜まるという構造になっています。
水やりをする際は、その筒状になっているところから水を吸収するので、生育期の5〜10月はそこに水が常に溜まるように与えます。
秋ごろからは溜まっている水を鉢を逆さにして全部入れ替えます。
葉筒部の底に水が少量溜まる程度にしておき、空気が乾燥したらたまに霧吹きで葉水してあげましょう。
以上、ブロメリア(グズマニア)という観葉植物についてご紹介しました。
独特な花苞をつけるブロメリアを育てながら観察してみるのも楽しいと思います。
徳原鉄二