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エアプランツは育てる手間がかからず、また100均などで簡単に手に入ることから、インテリアグリーンとして人気が高まっています。
希少品種は小さくでも8000円〜数万円になったりと、高価な一面もあるエアプランツですが、じつは簡単に増やすこともできます。そこで、今回はエアプランツの増やし方・株分けの方法を紹介します。
エアプランツは、葉が空気中の水分を吸収するため、土に根を張らずに育つことができます。
土に植えたり根を水につけたりしなくてもよく、オシャレなインテリアアイテムとして気軽に室内に飾ることができるので人気です。
エアプランツは種まきと株分けで増やすことができますが、種まきは花を咲かせて種ができるまで4〜5年かかるため、株分けで増やす方が簡単です。
子株ができるのは、株が大きくなって花が咲いたあとです。品種によっても子株ができやすい、できにくいなどの違いがあります。
子株が付きやすいエアプランツには、銀葉種やイオナンタ、カプトメドゥーサエ、ブルボーサ、ブッツィー、ベルゲリなどがあるので、増やす目的があるときはこのような品種を選ぶといいでしょう。
エアプランツの花が咲き終わると、葉が分岐している根本の方から、もう1束葉が新しく伸びてきて、子株ができます。
子株は少しの衝撃でポロッと外れやすくなっているので、この時期からは慎重に扱うようにしましょう。
子株が親株の3分の2程度まで成長したら、手で引き離すように優しく外して、株分けをしてください。
もしくは枯れた親株を取り除き、大きくなった子株をそのまま成長させ、群生させる(クランプ)という方法もあります。
そもそも花が咲かない・子株がつかないという方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
エアプランツは子株がつくと親株は育たなくなり、子株に栄養が送られます。そうすると次第にいくつも子株ができ、写真のような形になります。
親株にたくさんの子株が付くことを「クランプ」と言い、ボリュームのあるものになるのでそのままで楽しむのも一つの方法です。
もし子株を取り外したいならば、親株の2分の3程度の大きさになってから外します。
小さいときに外してしまうと株自体の体力が無くなって枯れてしまったり、成長が遅くなる原因に繋がります。
今回はエアプランツの増やし方、とりわけ株分けについてご紹介しました。
株分けなら子株ができてしまえば、失敗するリスクも低いですし、簡単に増やすことができますよ。
エアプランツはいくつあってもアイデア次第で様々な飾り方をすることができるので、ぜひたくさん増やして飾ってみてください。
GreenSnap編集部