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シダ植物にはとても多くの種類があります。
普段目にするワラビやゼンマイ、ツクシなども同じシダ植物です。
最近では空気清浄効果が期待できる観葉植物としても人気です。
和のテイストとも相性のよいシダ。育て方やアレンジの方法などをご紹介します。
シダは高温多湿の環境を好みます。
夏には毎日たっぷりの水をあげ、冬は表面の土が乾いたら室温の水を与えます。
乾燥すると葉が枯れてしまうので、その場合は霧吹きで葉水を行わなければなりません。
置く場所も直射日光の当たらない半日陰を選びましょう。
シダは種類も豊富ながら、その葉の形も実に様々です。
古典園芸植物でもある「イワヒバ」は、その品種だけでも二百数十種類あるといわれています。
またツクシの仲間でもある「トクサ」は、縦に細長く成長していくその形から和風の雰囲気をかもし出しています。
他にはシダ植物らしい切れ込みの多い葉をもった「トキワシノブ」、小さな緑色の葉っぱが愛らしく茂る「アジアンタム」なども人気の高い観葉植物です。
和のテイストをもつシダ植物は、苔玉にするとより和風になります。
またシダは日陰や高温多湿を好むので、苔玉との相性もよいです。
簡単に苔玉を作るなら、100円ショップなどで売られているモスボールを使うとよいでしょう。
好きなシダ植物を植えつけるだけで済みます。
苔玉が完成したら日陰の場所に吊るしたり、陶器の器などに置いて部屋に飾ると小さな和の空間ができあがります。
土地開発などで一時はその数が減ったしまったシダ植物ですが、空気清浄効果があることがわかり、また人気が高まってきました。
和のテイストをもつシダは、そこにあるだけで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
育て方もそれほど難しくはないので、チャレンジしてみてはどうでしょうか。
徳原鉄二