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エアープランツとして有名なチランジアですが、花が咲くまで育てるのは難しく時間もかかります。
実際に開花した写真や育て方の載った図鑑があるので、それを目標と参考にしつつ、チランジアを楽しく育ててみませんか?
上記がその図鑑のタイトルで、正しい栽培の方法から管理の方法、開花させるポイントや増殖方法まで、チランジアの育成に関するイロハが詰まっています。
開花した時の様子を撮した写真もあって、それを目標にして育てるモチベーションにつなげることも。
チランジア栽培における虎の巻とも言える一冊です。
この図鑑の著者は、「チランジアは楽な植物というイメージが広まっていて、どんな植物か知られていない」と感じています。
エアープランツという俗称の方が知名度が高いのもその証拠だと。
「花が咲けば姿形が似ていても違う種類だとわかってもらえるだろう」という思いから、種類ごとの栽培方法まで丁寧に書いた本を出したそうです。
図鑑の著者は、「チランジアは難しい植物というわけではなく、広まってしまったイメージのせいで、育てる意識のハードルが低くなっているだけだ」と言います。
乾燥に強いけど乾燥が好きなわけじゃないとか、水をあげ過ぎると腐るのは葉で呼吸もしてるんだから濡れっぱなしじゃ息ができなくて腐るんだ、とか。
言われてみればなるほどと思うことも多く、確かにチランジアを舐めていたのかもしれないと感じます。
図鑑というだけあって、写真は綺麗で種類も豊富、育て方のレクチャーまでされています。
図鑑の著者もチランジアに限らず多くの植物について造詣が深い方で、知識と経験に裏付けされた、これからチランジアを育てる人にとって頼りになる一冊になっています。
徳原鉄二