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夜には葉を閉じ昼になるとまた葉を広げる、細かな変化が楽しめるエバーフレッシュという観葉植物について、名前は知っているけど詳しくは知らないという方もいるのではないでしょうか。
今回はエバーフレッシュに関する情報をご紹介します。
エバーフレッシュとは、エクアドルや中南米などに自生している常緑樹の名称です。
日本に自生しているネムノキの仲間であり、小さな葉が連なることによって鳥の羽の様に見える姿が特徴的です。
また、オジギソウの様に夜は葉が閉じているのも特徴として挙げられます。
昼と夜とで違う姿が楽しめるということから、部屋に飾るインテリアとして人気です。
本来は樹高30m程度まで成長するのですが、観葉植物では10〜200cm程度のものが主です。
エバーフレッシュには胸のときめき、歓喜といった花言葉があります。
同じ科であるネムノキ同様、夜になると葉を閉じるという習性があることから、ネムノキに基づいて花言葉や由来がつけられました。
ネムノキは薬用や香料としての使い道もあり、ネムノキが入ったお酒を飲ませたところ、夫の機嫌が直って夫婦が円満になったというという中国の言い伝えもあります。
この言い伝えから中国では夫婦円満の象徴として知られており、それに由来して胸のときめき、歓喜という花言葉がつけられました。
エバーフレッシュを育てる上でポイントとなる点が3つほどあります。
1つ目は日当たりが良い場所で育てることです。
日陰でもある程度は育ちますが、長期間日陰で育て続けると徐々に葉っぱが落ちていき、枯れてしまいます。
2つ目は冬になったら必ず室内で育てることです。
熱帯地方が原産の植物なので寒さに弱く、5〜10度程度までしか耐えられません。
そして3つ目は急に置き場所を変えないことです。
急激に日光の量が減ったり増えたりするとエバーフレッシュは枯れてしまいます。
場所を移動させたい場合は気をつけておきましょう。
エバーフレッシュの花言葉や育てる上でのポイントなど、基本的な情報をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
興味がある方は是非エバーフレッシュを育ててみてください。
※トップ画像はPhoto by かつおさん@GreenSnap
徳原鉄二