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葉や株姿をみて楽しむ観葉植物ですが、もちろん植物なので花を咲かせます。とはいえ、種類によって花を咲かせる頻度や条件は異なるので、葉も花も楽しみたいなら、花が咲きやすい観葉植物を選ぶといいですよ。
今回は、意外とかわいらしい花が咲く観葉植物の種類を、花言葉と合わせてご紹介します。
花言葉:「清らかな心」、「上品な淑女」
スパティフィラムは花が咲く観葉植物としてよく知られています。5〜10月にかけて、すっきりとした姿の花をいくつも咲かせます。
花びらに思える白い部分は仏炎苞といって、葉の一部が変形したものなので枯れにくく、長く楽しめます。
花言葉:「煩悩」、「印象深い」、「恋にもだえる心」
アンスリウムは、5〜10月にビビッドな赤やピンクの花を咲かせる、エキゾチックな観葉植物です。スパティフィラムと同じように仏炎苞なので、長く楽しめます。葉も花もハート型のようで、愛らしいです。
花言葉:「平和」「知恵」
オリーブは初夏ごろに白やクリーム色の小さな花を、シルバーグリーンが美しい葉の根元に咲かせます。花がついた姿も繊細な佇まいでより美しく、おしゃれに楽しめます。
花言葉:「一攫千金」「富」
金のなる木は丸みのある肉厚な葉を伸ばしていく観葉植物で、多肉植物のひとつでもあります。4〜9月に、淡いピンク色の小さな花をいくつも密集して、咲かせてくれます。
花言葉:「いつまでも健康で幸せ」
アナナスはパイナップル科の植物で、エキゾチックな南国風の佇まいが人気の観葉植物です。5〜10月になると、株の中心から花苞が伸びて、その先に花を黄色や赤などの咲かせます。
花言葉:枯れない愛」「燃える心」
サボテンはインテリアとしても人気がありますが、花を咲かせたサボテンのかわいらしさをご存知でしょうか。花が咲かないサボテンもありますが、造花のように形の整った花が、赤や白、黄色にピンクと目を楽しませてくれます。
花言葉:「守り抜く愛」「集う祝福」
オリヅルランは4〜8月にかけて、細い花茎を伸ばして、その先に小さく白い花を咲かせます。品のいい草姿に可憐で清楚な花が咲くため、とても人気があります。
花言葉:「純粋な心」
シルクジャスミンは、6月から9月にかけて白い花をつけます。花が咲くと柑橘系の甘い香りも漂うので雰囲気もよく、花と実の組み合わせがかわいらしいと人気の観葉植物です。
花言葉:「不屈」
多肉植物と並んで人気のエアプランツには、たくさんの品種がありますが、日当たりや水分など、適切な条件が揃うと、葉のグリーンとは対照的な色の花が咲き、一気に明るい雰囲気になります。
花言葉:「気取った恋」
オーガスタは天国の白い鳥とも呼ばれていますが、まさにその通りの姿をした花が咲きます。しかしながら、花が咲くまでに株分けしてから5年ほどかかる場合もあるそうで、長くじっくり育てる必要がありそうです。
花言葉:「とても真面目」「実直」
丸みのある葉を手のひらの形につけるシェフレラは、十数年たった成木であれば、ぽんぽんのような花を咲かせます。花を咲かせた後は、赤や黄色、黒など、カラフルな実も楽しめますよ。
アジアンタムなどの「シダ植物」や、テラリウムで人気の「コケ植物」は、胞子で繁殖するため、花を咲かせません。また、花が咲く観葉植物でも、咲かせる周期が数十年単位だったり、雌株雄株が揃わないと咲かないものもあります。
また、とくに多いのが、「隠頭花序」という形で花を咲かせる観葉植物です。名前に隠とあるように、実のなかに花を隠して咲かせるので、期待するような花は見れません。
もし観葉植物を育てて、花も咲かせないのなら、このような種類は選ばないようにしましょう。
観葉植物は葉を鑑賞するというイメージが強いかもしれませんが、花が咲く種類を選んで、季節の移り変わりを楽しんでみましょう。
今回紹介したのは本当に一部なので、花のつく観葉植物を探して、その美しさを楽しんでみてください。
GreenSnap編集部