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土が要らない観葉植物として、近頃耳目を集めているのがエアプランツです。
なかなかユニークな植物ですが、男性ファンと女性ファンで、ニーズにはっきりとした差が出ているそうです。
エアプランツの品揃えなら関東圏最大という販売店で聞いてみました。
一人で店に来る男性客は、20代後半から30代前半の、熱心なマニアが多いそうです。
マニアであるためか、高い値段がついていても買って行くと言います。
男性は、高くとも珍しいエアプランツを一つだけ買って、大切なコレクションとして、スローな成長を見守りながら育てるというスタンス。
コレクションに対して「俺が育てる」といった感覚が生まれるようです。
女性客に多いパターンは、300円から500円ほどの価格で、形の可愛いものを2点か3点まとめて買っていくといいます。
ガラスやブリキの器を一緒に買っていく人も多いそうで、その中にエアプランツを入れて、テーブルやサイドボードに飾って楽しむようです。
男性が育てる楽しみを重視しているとすれば、女性は衣服の着こなしと同じように、飾る事を楽しんでいるのかもしれませんね。
エアプランツは空気中にある水分と二酸化炭素を吸収して光合成をするので、土が不要と言われています。
成長速度も遅く、かつ成長してもあまり大きくはならないそうです。
ですがどれも花をつけるので、それが育っている証拠になるそうです。
女性は衣服の着こなしなどと同じように、美しく飾る事に楽しさを見出し、男性はプラモデルなどを作るのと同じように、コレクションを自分で育てるという事に楽しさを見出しているのかもしれません。
※トップ画像はPhoto by Miさん@GreenSnap
徳原鉄二