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肉厚な葉が特徴のザミオクルカスは、近年人気がある観葉植物です。最大1mほどまで生長するので、リビングや玄関などに置いて楽しむことができます。ザミオクルカスには風水効果も期待できるので、ぜひとも室内に飾ってみたいですね。
今回は、ザミオクルカスの特性や育て方、風水効果や花言葉などを中心に解説していきます!
ザミオクルカスは日当たりと風通しのよい環境を好みますが、直射日光に当たると葉焼けしてしまいます。そのため、室内で育てる場合はレースカーテン越しの明るい日陰の場所に置いて管理することをおすすめします。
ザミオクルカスは寒さに弱く、気温が5℃を下回ると枯れてしまうことがあります。寒い冬の時期は、5℃以上維持できる場所で管理しましょう。
ザミオクルカスを育てる際は、水はけのよい土を使います。パーライトを観葉植物用の培養土に混ぜるだけで水はけがよくなるので、試してみてもよいでしょう。
また、ザミオクルカスはハイドロカルチャーでも育ち、無菌なので虫を寄せつけません。ハイドロカルチャーで育てる場合は水やりの回数を減らして育てられますが、植物はゆっくり生長します。
衛生面を考慮する場合はハイドロカルチャーをおすすめしますが、ザミオクルカスを大きく育てたいようであれば自然の土を使用した方がよいでしょう。
ザミオクルカスは沢山の肥料は必要ありませんが、5~10月頃は月に1~2回ほど液体肥料を施します。特に休眠期などは肥料焼けする場合があるため、冬~春先にかけては肥料を控えるようにしましょう。
ザミオクルカスは、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。多湿の環境が苦手なので土が乾く前に水やりすると多湿になり、その結果根腐れを起こしてしまうこともあります。
冬の時期は月1~2回ほどに水やりの頻度を減らしますが、温暖な環境で育てるようであれば通常通りの水やりを続けて問題ありません。
ザミオクルカスは1~2年に1回植え替えし、最適な時期は5~6月頃です。
ザミオクルカスの剪定の適期は春~秋の時期ですが、必ずしも剪定が必要という訳ではありません。古い葉や密生している葉などがあれば、剪定バサミで切り落とす程度でよいです。ザミオクルカスは選定し過ぎると形状が崩れる恐れもあるので、状況を見ながら剪定しましょう。
ザミオクルカスを株分けする場合は、植え替えと同時に行うとよいです。
定期的に株分けすることでザミオクルカスの親株も元気よく育つため、なるべく株分けして増やすようにするとよいです。
ザミオクルカスは病気には比較的強いですが、カイガラムシやハダニなどの害虫が発生することがあります。どちらも葉を吸汁して病気を媒介することもあるため、見つけたら捕殺してください。ハダニは水に弱いため、ザミオクルカスの葉に定期的に葉水することで予防することができます。
サトイモ科にはいくつもの種類がありますが、サトイモ科・ザミオクルカス属は「ザミオクルカス・ザミーフォリア」のみです。ザミオクルカス・ザミーフォリアは近年品種改良が進み、班入り品種なども市場に出回っています。
ザミオクルカスは観葉植物ですが、草全体は有毒です。樹液には毒性のあるシュウ酸カルシウムなどが含まれているため、樹液に触れると皮膚がかぶれてしまうことがあります。剪定や植え替えなどのお手入れでは、軍手などを着用して作業しましょう。
ザミオクルカスは肉厚で光沢のある葉を付け、小判のような形であることから中国では昔から「金銭樹」と呼ばれることもあります。そのことからザミオクルカスには金運アップの効果があるとされ、花が咲くと金運上昇の前兆とも言われています。
ザミオクルカスは人が多く集まるリビングやオフィス、人が出入りする玄関などに置くと効果が発揮されるでしょう。
ザミオクルカスには、「輝く未来」という花言葉あります。生育が旺盛で数多くの葉や根を付ける姿が由来とされています。
ザミオクルカスは多肉性の植物なので、水やりの頻度も少なく手間もそれほどかかりません。小判のような葉が沢山つき見た目も美しいので、室内に飾ればおしゃれな雰囲気が演出できますね。風水効果で金運アップも期待できるので、ぜひご自宅やオフィスなどに置いてみてはいかがでしょうか。
ザミオクルカスは初心者の方でも育てられるので、ご興味があればぜひ育ててみることをおすすめします!
GreenSnap編集部