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大きくゴツゴツした塊根が特徴のアデニア・グロボーサは、アデニアの中でも人気がある品種です。育て方も難しくないので、多肉植物初心者の方でも育てることができます。アデニア・グロボーサはユニークなフォルムをしているので、珍しい多肉植物を育てたい方にはおすすめです!
今回は、アデニア・グロボーサの特徴や育て方などを中心に詳しく紹介していきます。これからアデニア・グロボーサを育ててみたいようであれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アデニア・グロボーサはトケイソウ科アデニア属に分類され、ケニアなどアフリカ東部に生息する塊根植物です。丸いフォルムの幹から枝が上に向かって伸び、丸い葉がつきます。枝には数多くのトゲがあるので、アデニア・グロボーサを触る際は手袋をつけるようにしましょう。
アデニア・グロボーサが大株に育つと、クリーム色に近い花を咲かせます。雌雄異株なので、雌株と雄株があることで実をつけます。
アデニア・グロボーサは丈夫で育てやすい多肉植物で、暑さには強い傾向がありますが寒さにはやや弱いです。
アデニア・グロボーサは、一年を通して日当たりと風通しのよい環境を好みます。ただし、幹の部分を陽の光に当てすぎると日焼けしてしまうため、寒冷紗を使ったり置き場所を工夫しましょう。
寒い冬の時期には、アデニア・グロボーサを室内に移動させて日が当たる場所で育ててください。
アデニア・グロボーサには、春から秋の時期にかけて土の表面が乾いたら水をたっぷり与えます。涼しくなる秋以降は水やりの頻度を少しずつ減らし、落葉した後は断水しましょう。暖かい春になったら、水やりを再開してください。
アデニア・グロボーサの丸い塊根を楽しみたいようであれば、日頃から水やりを控えめにして育てるようにしましょう。
アデニア・グロボーサは水はけのよい土を好むので、市販の多肉植物専用の土であれば十分育ちます。
アデニア・グロボーサには、生長期である春から夏にかけて希釈した液体肥料または緩効性肥料を施します。
アデニア・グロボーサは、暖かくなる春に植え替えしましょう。生長がゆっくりなので、根が伸びているようであれば植え替えします。
アデニア・グロボーサを植え替えした後は、直射日光に当てない場所でしばらく管理しましょう。水やりは、土がしっかりと乾燥してから与えてください。
アデニア・グロボーサは寒さに弱い植物のため、室内に移動させて冬越させましょう。原産地であるアフリカ東部は温暖な気候なので、室内でも15℃以上保てるとよいです。
アデニア・グロボーサは寒さが原因で枯れてしまうこともあるので、元気よく育てるためにも冬越しは必ず行います。
アデニア・グロボーサは増やすことが難しい植物ですが、種まきや挿し木で増やせます。雌雄異株のため、両方の株を用意して種を採取する必要があります。
アデニア・グロボーサの種が採種できれば、種まきして増やしましょう。挿し木も可能ですが、アデニア・グロボーサの特徴でもある丸い塊根はできにくいです。
アデニア・グロボーサは、夏の時期で乾燥ぎみな時にカイガラムシが発生しやすいです。カイガラムシは植物の葉や茎、枝などに寄生して吸汁し、植物を枯らしてしまいます。駆除することが難しいので、日頃から霧吹きしたり薬剤を散布しておきましょう。
今回は、アデニア・グロボーサの栽培方法や特徴について紹介しました。個性的なフォルムのアデニア・グロボーサは、インテリアとしても十分楽しむことができます。寒さに弱いため、水やりや日当たりには配慮する必要がありますが、それ以外の手入れは難しくありません。
ご興味があれば、ご自宅でアデニア・グロボーサを育ててみすことをおすすめします!
GreenSnap編集部