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清涼感のあるミントは、料理やお茶などさまざまな活用方法がありますね。ミントは知名度の高いハーブの一つで、家庭菜園でも育てることができます。ただし、ミントは繁殖力が強いので、栽培するにはいくつかポイントがあります。
ここでは、ミントの繁殖力が強い理由や繁殖を抑制する方法、ミントが繁殖しすぎた際の活用方法などについて詳しく解説していきます!
ミントの特徴の一つとして、繁殖力の強さがあります。ミントは地下茎で増える性質があり、地下で根を横に伸ばしていきます。生長した茎の部分から葉が生えることで、地上でもどんどん生長していきます。
その他、ミントはこぼれ種でも増えやすく、異なる種類や品種のミントとも交雑する性質があります。ミントは再生能力も高いですが、繁殖力が強いために雑草として扱われることもあるようです。
ミントをお庭に植えると次々に繁殖していくため、地植えしないように注意しましょう。
ミントが繁殖すると手入れも大変なので、繁殖を抑えながら栽培したいですよね。ミントは鉢植えやプランターなど仕切りのある場所で育てることで、繁殖を抑制することができます。
また、鉢植えやプランターなどを土の上ではなくコンクリートの上で管理することで、ミントがこぼれ種で増えることを予防できます。
それ以外の方法として、ミントの花を摘む方法があります。ミントは7~9月頃にかけて白色やピンク色の花を咲かせ、観賞も楽しめることでしょう。可愛らしい花ですが、早めに花を摘むことで種ができなくなり、こぼれ種で増えることはありません。
ミントをお庭に植えたいという方は、レンガなどで地中の奥深くなで仕切りを作りましょう。見た目もおしゃれなだけでなく、ミントの繁殖も抑制することができます。
ミントは現在では約600~3,500種類ほどあると言われ、スペアミント系とペパーミント系が主な種類です。中でも「カーリーミント」と言う葉が丸く外側に反れたミントは、繁殖力が強いです。
ミントの特徴は種類や品種によって異なりますが、繁殖力が強いものは増えすぎないように注意しながら育てましょう!
栽培場所やこぼれ種に注意していても、ミントが繁殖してしまうこともありますね。そんな時は、ミントティーを作ることでうまく活用できます。
ミントの葉をポットに入れて熱湯を注いだ後3~5分ほど蒸らすことで、簡単に作れます。ミントティーにはリラックス効果はもちろん、胃腸の働きを整えたり、冷え性や口臭予防などの効果が期待できるので、ミントが繁殖した際は自家製ミントティーを作ってみてはいかがでしょうか。
また、爽快感があるミントの香りには、防虫効果があることでも知られています。煮だしてから冷ましたミントの汁を植物にかけることで、害虫を遠ざける効果が期待できます。
その他、リラックスしたい方は、湯船にミントを浮かべると簡単なミントバスが出来上がります。ミントは、簡単に水で洗ってから使用してくださいね。
今回の記事では、ミントが他の植物よりも繫殖力が高いことが分かりましたね。料理などで活躍するミントを育ててみたい方も多いとは思いますが、繁殖しすぎないように栽培する必要があります。
繁殖力が強いミントですが、風邪予防や消化促進作用などさまざな効果があるので、ぜひともうまく活用して生活に取り入れてみましょう!
GreenSnap編集部