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パキポディウムは塊根の部分が大きく生長してユニークな見た目が多く、種類や品種がいくつもあります。パキポディウム・恵比寿大黒(えびすだいこく)もその中の一つで、丸く生長する塊根が特徴です。ユニークな観葉植物を育ててみたいという方は、パキポディウム・恵比寿大黒をおすすめします!
ここでは、パキポディウム・恵比寿大黒の特徴や栽培方法について詳しく紹介していきます。
パキポディウム・恵比寿大黒とは「パキポディウム・デンシカウレ」の和名で、パキポディウム・デンシフローラムとパキポディウム・ブレビカウレの勾配種です。キョウチクトウ科の多肉植物で、丸いフォルムの塊根にはトゲがあることが特徴です。
生長すると茎が長く伸び、春の時期には鮮やかな黄色い花を咲かせます。パキポディウム・恵比寿大黒は生長が早いので、パキポディウムの中でも人気がある品種です。
パキポディウム・恵比寿大黒は、一年を通して日当たりと風通しのよい環境を好みます。日光が不足すと徒長や根腐れをお起こしやすくなるので、置き場所には配慮しましょう。寒い冬の時期は室内に移動させ、日当たりのよい場所で管理してください。
多肉植物のパキポディウム・恵比寿大黒は、春から秋にかけては土が乾いてからたっぷり水やりします。冬の間は、土が完全に乾燥したことを確認してから水を与えましょう。
パキポディウム・恵比寿大黒は水はけのよい土を好むので、市販の多肉植物専用土を使用しましょう。ご自分で土をミックスされる際は、鹿沼土小粒3:赤玉土小粒3:軽石小粒2:腐葉土2を配合するとよいです。
パキポディウム・恵比寿大黒は、5月と7月に緩効性化成肥料を適量与えましょう。
パキポディウムの植え替えは種類や品種にもよりますが、1~2年に1回を目安に植え替えます。植え替えの適期は、暖かくなる3~4月頃です。
パキポディウム・恵比寿大黒を植え替えした直後は、しばらくは直射日光に当てないで管理します。水やりは、土の表面がしっかりと乾燥してから与えてください。
パキポディウムには数多くの品種があり、品種によっては大きく生長するものもあります。大きく生長しなければ剪定は必要ありませんが、枝が伸びすぎてきたら剪定しましょう。
パキポディウム・恵比寿大黒は、種まきと接ぎ木で増やすことができます。パキポディウムの種まきは、6~7月頃が最適な時期です。容器にバーミキュライトや赤玉などブレンドした土を入れ、ピンセットで種をつまんで撒きます。種を撒き終えたら、種が隠れるくらいに土を被せましょう。その後、発芽するまでの間は水を切らさずに与え続けてください。
パキポディウム・恵比寿大黒の接ぎ木では、カッターを火で炙って消毒しておきます。台木の植物の生長点のあたりを、カッターで水平に切り取ります。パキポディウム・恵比寿大黒の根の部分を取り除き、切断した台木の上に乗せて接ぎ木テープや糸などで固定させてば完成です。
パキポディウム・恵比寿大黒は、カイガラムシや軟腐病などの害虫や病気が発生しやすいです。カイガラムシは風通しの悪い環境を好むため、普段から風通しのよい環境でパキポディウム・恵比寿大黒を育てましょう。カイガラムシが発生したら、ピンセットなどで取り除いてください。
細菌が原因の軟腐病は、感染すると植物が異臭を放ち腐っていきます。軟腐病に感染した場合は、早めに対処することで周りへの感染を予防できます。
パキポディウム・恵比寿大黒は見た目がユニークな多肉植物ですが、水やりの頻度も少ないので育て方は難しくありません。室内でインテリアとして飾れば、おしゃれな空間が楽しめることでしょう!
ご興味があれば、ぜひご自宅でパキポディウム・恵比寿大黒を育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部