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パキポディウム・ビスピノーサムは丸くて大きな塊根が特徴的で、開花時期にはピンク色の可愛らしい花を咲かせます。パキポディウムほほとんどがマダガスカル産ですが、パキポディウム・ビスピノーサムは珍しくアフリカが原産の品種です。そのユニークな見た目から、インテリアとしてもおすすめの植物です。
今回は、パキポディウム・ビスピノーサムの特徴や育て方について紹介してきます!
パキポディウム・ビスピノーサムは、南アフリカに自生する塊根植物です。大きく生長する幹が特徴で、最大1mほどまで生長することがあります。枝にはトゲがあり、生長期には釣鐘型でピンク色の花を咲かせます。
多くのパキポディウムは寒さに弱いですが、パキポディウム・ビスピノーサムは暑さと寒さに強く丈夫な品種です。
パキポディウム・ビスピノーサムは、一年を通して日当たりと風通しのよい環境で育てましょう。日光が不足することで、徒長や根腐れをお起こしやすくなります。
多肉植物のパキポディウム・ビスピノーサムは、生長期にあたる春から秋の時期は土がきちんと乾燥してからたっぷり水やりします。
涼しくなる秋以降は水やりの回数を徐々に減らし、冬の間は断水しましょう。春になったら、水やりを少しずつ増やしていきます。
パキポディウム・ビスピノーサムは水はけのよい土で育つので、多肉植物専用土を使用しても問題なく育ちます。
ご自分で土を混ぜる場合は、赤玉土小粒3:鹿沼土小粒3:腐葉土2:軽石小粒2を配合することで最適な土作りができます。
パキポディウム・ビスピノーサムは、春から秋にかけて1ヶ月に1度のペースで液体肥料を与えましょう。あらかじめ土に元肥が入っているようであれば、液体肥料を与える必要はありません。
パキポディウム・ビスピノーサムは、1~2年に1回のペースで植え替えしましょう。植え替えは、3~4月頃が最適な時期と言えます。
パキポディウム・ビスピノーサムを植え替えした直後は、直射日光に当てないで管理してください。水やりする際は、土の表面がしっかりと乾いてから与えましょう。
植え替え後このように管理することで、パキポディウム・ビスピノーサムも新しい環境に慣れていきます。
パキポディウムは品種によって大きく生長するものもありますが、大きく生長しない場合は剪定する必要はありません。枝が伸びすぎた際は、剪定することをおすすめします。
パキポディウムの増やし方にはいくつか方法がありますが、パキポディウム・ビスピノーサムは種まきで増やすことができます。
パキポディウム・ビスピノーサムの種まきの適期は、6~7月頃です。赤玉やバーミキュライトなどを混ぜた土を容器に入れ、ピンセットで種をつまんで撒きましょう。
種が撒き終わったら、種が隠れるように土を被せていきます。その後、発芽するまでの間は水を与え続けてください。
パキポディウム・ビスピノーサムは、軟腐病やカイガラムシなどの病害虫が発生しやすいです。軟腐病とは細菌が原因の病気で、感染することで植物が異臭を放ち腐っていきます。感染したら、周囲に感染を広げないために早めに対処しましょう。
カイガラムシは風通しの悪い場所で発生しやすいため、日頃から植物を風通しのよい環境で育てることが大切です。カイガラムシが発生した場合は、ピンセットなどで取り除きましょう。
今回は、パキポディウム・ビスピノーサムの栽培方法や特徴などを中心に紹介しました。パキポディウムには数多くの品種がありますが、パキポディウム・ビスピノーサムは耐暑性や耐寒性があるので丈夫な品種ですね!
パキポディウムの栽培にご興味があれば、ぜひともパキポディウム・ビスピノーサムを育ててみることをおすすめします。
GreenSnap編集部