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パキポディウム・サキュレンタムは、大きな塊根が特徴的な見た目の植物です。ユニークな姿をしているので、インテリアとしても最適ですね!パキポディウム・サキュレンタムは多肉質なので乾燥した環境を好み、開花時期には可愛らしい花を咲かせます。
今回は、パキポディウム・サキュレンタムの特徴や育て方などについて詳しく解説してきます!これからパキポディウム・サキュレンタムを栽培したいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
パキポディウム・サキュレンタムは南アフリカに生息する植物で、寒さに強い品種です。サキュレンタムとは多肉質という意味で、名前の通り塊根が大きく生長します。
パキポディウムにはいくつもの品種がありますが、パキポディウム・サキュレンタムは枝にトゲがあることが特徴です。枝は最長1mほどまで伸びることもあり、初夏にはピンク色と白色がミックスした綺麗な花を咲かせます。
パキポディウム・サキュレンタムは、日当たりと風通しのよい場所を好みます。日当たりがよくないと根腐れを起こすことがあり、風通しが悪いとカイガラムシなどの害虫が発生するため、育てる環境には配慮しましょう。
パキポディウム・サキュレンタムは、夏の時期であれば毎日水やりしてください。涼しくなる秋には回数を減らし、冬から春の間は断水気味にしましょう。春から梅雨の時期までは土が乾いてから水やりします。
パキポディウム・サキュレンタムは水はけのよい土を好むため、市販の多肉・サボテン専用土でも十分育ちます。ご自分でミックスされる場合は、赤玉土小粒3:鹿沼土小粒3:軽石小粒2:腐葉土2を目安に配合するとよいです。
パキポディウム・サキュレンタムは、生長期である春から秋に液体肥料または暖効性肥料を月1回のペースで与えます。
パキポディウム・サキュレンタムはどんどん生長するため、2~3年に1回は植え替えてください。植え替えは、暖かくなる3~4月頃が最適な時期です。それでは、植え替えの手順について見ていきましょう!
パキポディウム・サキュレンタムの植え替え後は、直射日光に当てずに管理することが大切です。また、水やりは土の表面が乾いてから与えるようにしてください。このように管理することで、植え替え後の環境に慣れて健康に生長することができます。
パキポディウム・サキュレンタムは上に向かって生長していくので、伸びすぎた場合は剪定したほうがよいです。剪定バサミを使って、株元あたりで思い切り枝を切り取ります。2~3週間後には新芽が出てくるでしょう。
パキポディウム・サキュレンタムは株分けで増やすことができ、植え替えするタイミングで株分けするとよいです。株分けの適期は4~6月頃で、暖かくなってから作業しましょう。
パキポディウム・サキュレンタムは、モザイク病などにかかることがあります。モザイク病とはウイルス性の病気で、葉や茎の部分にモザイクのような模様ができたりします。モザイク病に感染すると治らないので、感染した場合は株ごと処分しましょう。
また、パキポディウム・サキュレンタムはカイガラムシなどの害虫が発生することもあります。カイガラムシは風通しの悪い場所で発生するため、日頃から風通しのよい環境で栽培することが大切です。カイガラムシを見つけ次第、ピンセットなどで取り除いてください。
今回は、パキポディウム・サキュレンタムの特徴や栽培方法について紹介しました。ユニークな見た目の植物ですが、基本に倣って育てれば元気なパキポディウム・サキュレンタムを育てることができるでしょう。
機会があれば、ぜひともご自宅でパキポディウム・サキュレンタムを育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部