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濃い緑色の葉が特徴のドラセナ・アングスティフォリアは、観葉植物として人気があります。上に向かって伸びていくので、幅を取らずにどんな場所に置いても楽しめますね。ドラセナ・アングスティフォリアは初心者でも気軽に育てられるので、これから観葉植物を育てたい方にはおすすめです!
ここでは、ドラセナ・アングスティフォリアの特徴や育て方などについて、詳しく解説していきます。
ドラセナの1種であるドラセナ・アングスティフォリアは、熱帯アフリカ~熱帯アジアを中心に生息する観葉植物です。キジカクシ科ドラセナ属に分類され、「リフレクサ」や「フローメル」などとも呼ばれています。ドラセナ・アングスティフォリアはドラセナの中でも希少価値が高い品種で、細長く濃い緑色の葉が特徴です。
草丈は60cm~3m程度まで生長し、上に伸びるので広さに関係なくどんな場所でも育てられます。
また、ドラセナの中には「幸福の木」と呼ばれる品種もあり、お部屋に飾ることで幸福や金運を引き寄せる風水効果が期待できるといわれています。すらっとした葉姿のドラセナ・アングスティフォリアであれば、どんな場所に置いてもおしゃれな空間が演出できそうですね!
ドラセナ・アングスティフォリアは日当たりのよい環境を好むため、太陽の光がよく当たる場所で栽培しましょう。半日陰や日陰でも育ちますが、日光に当てたほうが元気に育ってくれます。
寒さが苦手なドラセナ・アングスティフォリアは、最低気温が10℃以上であれば育ちます。秋~春の時期にかけては、暖かい室内に移動させて管理しましょう。
ドラセナ・アングスティフォリアを育てる上で、水やりの量はとても大切です。水を与え過ぎると根腐れの原因になるので、長い期間土が湿った状態にしないようにします。
春と秋は土が乾いてからたっぷり水を与え、本格的な冬の時期であれば月に1~2回ほどの水やりで十分です。
ドラセナ・アングスティフォリアは水はけのよい土を好み、市販の観葉植物用の土を使用しても結構です。
ご自分でミックスされる場合は、赤玉土:6腐葉土:3パーライト:1を目安に配合するとよいです。また、パーライトの代わりにビートモスを使用してもよいでしょう。
春~秋にかけて、緩効性肥料の置き肥を月に1回ほどの頻度で与えましょう。冬の時期であれば、肥料を与える必要は特にありません。
ドラセナ・アングスティフォリアを植え替えた後は、明るい日陰で管理しましょう。肥料は、植え替え後に新しい根が出始めてきたタイミングで施します。
また、水やりは土の表面が完全に乾いてから与えてください。
ドラセナ・アングスティフォリアはどんどん上に生長していくため、約2~3年に一度のペースで剪定しましょう。ドラセナの剪定は5~7月頃が最適な時期で、剪定バサミでお好みの位置で枝を水平に切り落とします。
剪定後は、しばらくすると新芽が出てきます。
ドラセナ・アングスティフォリアは、挿し木での増やし方が一般的です。
ドラセナ・アングスティフォリアは、ハダニやカイガラムシなどの害虫が発生しやすいです。ハダニは水に弱いため、対策として水やりするタイミングで定期的に葉水しましょう。
また、ドラセナ・アングスティフォリアは炭疽(たんそ)病などの病気にもかかりやすいため、日頃から風通しのよい場所で管理しましょう。炭疽病に感染すると葉の表面に斑点ができて穴が空いてしまうので、見つけ次第感染した葉を切り取ってください。
ドラセナ・アングスティフォリアは寒さに弱いため、1年を通して日当たりのよい環境で栽培することが大切です。そして、寒さが増す冬は室内で管理して冬越しさせましょう。
また、ドラセナ・アングスティフォリにとって水やりの量も大切で、土の表面が乾いたことを確認してから十分な量の水を与えます。
その他、ドラセナ・アングスティフォリアは定期的に植え替えする必要がありますが、鉢の底穴より根が出てきているようであれば、すぐに植え替えましょう。そのままにしておくと根詰まりを引き起こし、枯れる原因になります。
機会があれば、ご自宅でドラセナ・アングスティフォリアを育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部