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コンパクトでグリーンな葉が特徴のドラセナ・コンパクタは、温暖な環境ですくすく育ちます。ドラセナには数多くの品種がありますが、小型の観葉植物をお探しの方であればドラセナ・コンパクタはピッタリです!
今回は、ドラセナ・コンパクタの育て方や元気よく育てるポイントについて紹介していきます!
ドラセナはリュウゼツラン科ドラセナ属の観葉植物で、いくつもの品種があります。熱帯アジアや熱帯アフリカなどの温暖な環境で育ち、寒い場所は苦手です。ドラセナ・コンパクタはその中の一種で、草丈は他の品種よりも短くコンパクトに育つことが特徴です。横に育つ植物もありますが、ドラセナ・コンパクタは縦に生長するので幅を取りません。
ドラセナ・コンパクタはゆっくり生長するので見た目がすぐに変わることもなく、インテリアとしては嬉しい特徴ですね。葉は一般的に濃い緑色ですが、ドラセナ・コンパクタの中でもさらに品種があり、斑入りやユニークな草の形をしたものもあります。
観葉植物として人気が高いドラセナは風水効果もあるようで、室内に飾ることで金運や幸福を呼び寄せる効果があります。「幸福の木」や「ミリオンバンブー」と呼ばれる品種もあるので、その効果が期待できそうですね!ドラセナはどの品種も個性がありますが、コンパクトに育てたい方はドラセナ・コンパクタを育ててみてはいかがでしょうか。
ドラセナ・コンパクタは多少日陰の場所でも育ちますが、日光が当たる環境で栽培した方が育ちがよいです。室内で管理する時間が長い場合は、窓際のレースカーテン越しで育てるのがよいでしょう。日当たりが悪かったりエアコンの風が当たる場所はよくないので、室内でも置き場所には配慮しましょう。
暑い夏の時期に長時間日の光を浴びると葉焼けすることがあるので、直射日光は避けるようにしてください。また、ドラセナ・コンパクタを屋外で育てている場合は、寒い冬の時期は暖かい室内に移動させて管理しましょう。
ドラセナ・コンパクタは春~秋にかけて水やりして育てましょう。水やりのポイントは、土の表面が乾燥してからたっぷり水をあげてください。
寒さには弱いので、冬の時期には土が完全に乾いてから3~4日後に水やりします。
ドラセナ・コンパクタで使用する土は、市販の観葉植物用の土で十分です。土をミックスする場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1を目安に配合するとよいでしょう。
生育期である春~秋の時期にかけて、緩効性化成肥料を3回ほど施しましょう。また、2週間に1度のペースで液体肥料を与えてもよいです。
植え替え後は、いつもよりも明るい場所で管理してあげましょう。また、この時期に肥料を与えることは避けます。1か月ほど様子を見て、新たな根が出てきたようであれば肥料を施してください。
ドラセナ・コンパクタは生長がゆっくりで手入れもほとんど必要ないですが、葉の色が変わってきたり株が弱っているようであれば、剪定することで元気になります。剪定時期は、真夏以外の5~9月頃が最適です。
葉が全体的に変色した場合はその葉を摘み取りますが、部分的に変色したときはその部分だけハサミで切り取ってください。株が弱ってしまった場合は、全ての葉を取り除くことで新芽が出てきて回復するでしょう。
また、他の植物と同様に葉が伸びすぎたようであれば、お好みの位置で剪定してください。
ドラセナ・コンパクタは挿し木で増やすことができます。
手順としては、ドラセナ・コンパクタの茎の切り口を斜めに切り、12~24時間ほど水に漬けておきます。その後、鉢に土を入れて挿し穂を土に挿せば完了です!約1~2ヶ月経てば、発根するでしょう。
ドラセナ・コンパクタは、一年を通してハダニやカイガラムシなどの害虫が発生しやすいです。ハダニは水に弱い性質があり、葉水を定期的に与えることで予防できます。一方、カイガラムシは薬剤を散布することで対策できます。
また、ドラセナ・コンパクタは炭そ病などの病気にかかりやすいです。炭そ病は円形の斑点ができてその部分が枯れてしまう病気で、殺菌剤を散布して対処しましょう。
ドラセナ・コンパクタは寒さが苦手な観葉植物なので、一年を通して暖かい環境で育てることがとても大切です。半日陰であれば問題ありませんが、長い間日陰の場所や冬の時期に屋外で育てることはドラセナ・コンパクタを枯らしてしまう原因になります。
また、水や肥料を与え過ぎることもよくありません。ドラセナ・コンパクタは季節によって与える水や肥料の量が変わるので、その時期に適切な量の水と肥料を与えることが重要です。
今回紹介したように、ドラセナ・コンパクタの育て方は簡単なので手間がかかりません。普段忙しい方でも、ドラセナ・コンパクタなら気負いせず育てられそうですね!
機会があれば、ご自宅でドラセナ・コンパクタを育ててみることをおすすめします。
GreenSnap編集部