warning
error
success
information

銀色の美しい葉を持つモクビャッコウはシルバーリーフ として寄せ植えなどで人気のある植物です。今回は低木で育てやすいモクビャッコウについて紹介しています。育て方や特徴について記載したのでご参照ください。
モクビャッコウは11月から3月に花を咲かせます。花の色は黄色で1つ1つはとても小さく1cmにも満たないサイズです。しかしたくさん花をつけるため存在感はあります。
とても美しいモクビャッコウですが環境省のレッドデータに指定されています。その理由は自生しているものを違法に採取したからです。見た目が美しいことから園芸種として販売するために取られたため、今では数を減らしています。
葉はヘラ状で先端は丸くなっています。葉の長さは3cmから10cmと大きくなく、ミモザの葉のような雰囲気があります。品種によっては歯が避けることもあり、個性豊かです。
モクビャッコウの葉は灰色でいわゆるシルバーリーフです。育てる環境や種類によって色味も異なるため、好みのものを見つけましょう。
モクビャッコウは日当たりのよい場所を好みます。日光が少ないと色あせたような葉の色になるため、日当たりのよい場所で育てましょう。あたたかい地域に自生する植物なので暑さには強いですが、寒さは好みません。0℃以下になる場合は枯れてしまうため栽培場所には注意をしてください。
モクビャッコウはやや乾燥した環境を好みます。鉢植えの場合は土が完全に乾いてから水やりをしてください。やや乾き気味に育てると丈夫に育ちます。水分が多いと根腐れすることがあるため、水やり量と頻度には注意をしましょう。
地植えの場合は、特に水やりは不要です。降雨のみで十分育つので水やりはせずに育ててください。
用土は水はけのよいものをおすすめします。市販の草花用の土で問題ありません。地植えの場合は事前に腐葉土を混ぜておくと水はけがよくなりおすすめです。
肥料がなくても育ちますが、肥料を与えると葉の色が美しく、葉つきもよくなります。4月から7月が生長期なのでこの時期に感光性肥料を与えましょう。
秋から冬にも肥料を与えると葉の色が悪くなるため、寒くなったら肥料は与えないようにしましょう。
鉢植えで育てている場合は2年に1度植え替えをしてください。ひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。植え替えをしないと根づまりを起こして傷むことがあるため、植え替えは必須です。
何もしなくても冬越しさせることができますが、寒い地域では対策が必要です。鉢植えで育てている場合は、あたたかい場所、日当たりのいい場所に移動をさせてください。地植えの場合はマルチングをして寒さ対策をしましょう。
モクビャッコウの花言葉は「どこを見ているの」です。なぜこのような意味がつけられたかはっきりはしていないようです。
また、英語での花言葉に「欠席」というものがあるようです。
モクビャッコウは花が小さく地味な印象ですが、寄せ植えにすると名脇役になります。
シルバーリーフばかりを集めて寄せ植えを作ったり、冬っぽいアレンジメントにしたい方は、ハボタンを混ぜるといいかもしれませんね。

GreenSnap編集部