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クレマチスにはたくさんの種類がありますが、今回はカートマニージョーという種類について解説します。花付きがよくふんわりとした印象のある品種ですが、どのように育てたらよいのでしょうか。
これからクレマチス・カートマニージョーを育てたい方はぜひご参照ください。
クレマチス・カートマニージョーはニュージーランドを原産とするクレマチスです。多年草で常緑クレマチスとも呼ばれています。
クレマチス・カートマニージョーの花期は3月から5月で白い花を咲かせ、花弁の中心はやや黄緑がかっていて美しいのが特徴です。他のクレマチスと比較すると乾燥に強くやや丈夫で初心者の方にも栽培が向いています。
クレマチス・カートマニージョーは9月中旬から10月、2月から3月が向いています。
クレマチス・カートマニージョーは繊細な花弁を持つため半日陰での栽培をおすすめします。強い日差しが当たる場所はおすすめしません。
梅雨の時期や真夏の高温期は屋内に移動させるなど管理をしてください。真夏は日陰でもよいでしょう。
反対に冬は日当たりのよい場所で栽培しても問題ありません。季節によって管理場所を変えて日当たりを調整しましょう。
クレマチス・カートマニージョーは水はけのよい土を好みます。クレマチス専用の土が売られていたらそちらがおすすめです。水はけのよい土をお選びください。
クレマチス・カートマニージョーは春と秋によく生長します。この時期に市販の緩効性肥料を与えてください。
冬越しで弱っている場合は、固形肥料を少なめにして与えましょう。そうすると元気を取り戻します。
クレマチス・カートマニージョーを鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾いたのを確認してからたっぷりと水やりをしましょう。
真夏の時期の水やりは朝や夕方以降をおすすめします。気温の高い時期に水やりをすると土のなかの温度が上昇して株に負担がかかるためご注意ください。
冬に水やりをすると凍ることもあるため、冬は通常よりも水やり頻度を落としましょう。
地植えでクレマチス・カートマニージョーを育てている方はとくに水やりは必要ありません。ただし、日照りが続いて土が乾燥していたら水やりをしてください。
クレマチス・カートマニージョーは2年に1度の頻度で植え替えが必要です。4月から5月の気温がおだやかな時期に植え替えするとよいでしょう。
植え替えないままで育てていると根腐れをして最悪の場合は枯れてしまうこともあるため、必ず植え替えをしてください。
クレマチス・カートマニージョーは剪定が必要です。
6月頃になるとクレマチス・カートマニージョーの花が咲き終わります。花が終わったら株元から3分の1の高さで切り戻しをしてください。かなり大きくカットしますが、すぐにまたツルを伸ばして生長するので心配する必要はありません。
枯れた花、傷んだ花はこまめに摘み取ってください。
クレマチスは挿し木で増やすことができます。剪定などで出た枝を新しい土に植えて増やしましょう。土に挿すと1ヶ月ほどで根がでてくるので、植え替えをしてください。
クレマチス・カートマニージョーは耐暑性がありますが、しっかりと水やりをして株が弱らないように注意をしましょう。日陰に移動させて水やりは涼しい時間帯に行います。
冬はしっかりと寒さに当ておくと丈夫な株になるため室内に移動させずに冷気に当てましょう。冬でも屋外で栽培をしても問題ありません。むしろ室内に移動させると株が弱ることもあるのでご注意ください。
クレマチス・カートマニージョーはアブラムシとカイガラムシがつきやすいです。通気性のよい場所で育てて虫がつきにくいようにしましょう。
またうどんこ病を発症することがあります。初夏と秋の湿度が高い時期に病気になることがあるので気をつけてください。
クレマチス・カートマニージョーは清楚な印象の花を咲かせます。繊細ですが冬の寒さにはとても強い植物と言え、屋外栽培によいでしょう。花付きもいいので華やかな印象になり人気です。
GreenSnap編集部