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コハコベという植物がありますが、似ているハコベ(ハコベラ)とはどう違うのでしょうか。今回はコハコベについて解説しています。
食べることができるのか、効果効能はあるのか、花言葉はあるのかまとめました。自宅にコハコベが生えていて食用利用してみたい方はぜひご参照ください。
コハコベは3月から9月に白い花を咲かせる小さな雑草です。草丈は10cmから30cmで冬の寒い時期でも緑色の葉をつける上部な特徴があります。
集散花序で花をたくさんつけ、コハコベの花弁は10枚あるように見えますが実際には5枚花弁です。
コハコベは花がとても小さく、サイズは1cmも満たない大きさです。種子も同じようにとても小さくゴマの粒程度しかないのが特徴です。
コハコベは春の七草の1つとして知られているため、食べることができます。おかゆに入れて食べるのがおすすめですが、お浸し、春パスタ、胡麻和えなどもよいでしょう。たけのこや菜の花と一緒に料理に使うのがおすすめです。
またコハコベは煎じてお茶にすることもできます。自宅にあるコハコベをお茶にするのもよいでしょう。
コハコベには、浄血・整腸作用・利尿作用があるとされ、お通じが滞りがちな方におすすめです。塩分の多い食事を好み血圧が高めな方にも向いています。
一般的にハコベというとコハコベを指すことが多く、あまり区別はされていません。春の七草のハコベと言われているのもこのコハコベです。
またミドリハコベという似た植物もあります。両者の区別方法は茎の色で、コハコベの茎は赤っぽく見えますが、ミドリハコベは緑色で見分けることができるでしょう。
また種子に突起があるのがミドリハコベで突起がないのがコハコベという違いもありますが、種子は非常に小さくこれだけで見分けることは困難です。
コハコベはとても小さな花ですが、春の七草に入るほど体にもよい植物です。基本的には年末年始の暴飲暴食で疲れた胃を休ませるために食べる七草。そのため春の七草はとても体によいとされています。
自宅に生えていたらよく洗って、お浸しやおかゆに入れて食べてみませんか。クセもなく食べやすくおすすめです。年明けにはスーパーで売られていることもあるので、料理に使ってみましょう。

GreenSnap編集部