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園芸店で売られていることがあるコケには複数の種類がありますが、そのなかでも有名なのがハイゴケです。このページではハイゴケについて紹介しています。
ハイゴケの基本情報や育て方、増やし方をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
ハイゴケは日本のいたるところで見ることができるコケです。日当たりのよい道端、岩の上、山地に自然と発生することがあります。
園芸用として流通することも多く、コケ玉、コケリウム(テラリウム)、コケ盆栽、苔庭のために販売されますが、ハイゴケは生きた状態で売られていることはほぼありません。
乾燥に強いコケで生きた状態のまま半乾燥状態で売られることもあります。強いコケで日向はもちろんのこと、日陰でも育てられますが、日に当たりすぎると色が変色します。
明るくきれいなグリーンのコケで見栄えがよく、園芸店でもよく扱われています。
ハイゴケは太陽光を好みます。明るい場所で育てるとよく生長するでしょう。丈夫なので乾燥した場所での栽培もできますが、乾燥しすぎると傷むため注意をしてください。
湿気を好むため、霧吹きをかけるなどをして栽培をしましょう。
ハイゴケは土がなくても育つ植物です。土を選ばないので育てやすいと言えます。土で育てる場合は水はけがよく保水性のよい土がおすすめです。
ハイゴケが増えすぎた場合や、思った場所以外で発生してしまった場合は除草をしましょう。通常の除草剤では対応できないことが多いです。苔用の除草剤を使えば、枯れて茶色くなります。
除草剤がない場合は、スコップを使いハイゴケを取り除きましょう。
ハイゴケはとくに剪定の必要はありませんが、蒸れやすい特徴があります。蒸れすぎると枯れることがあるため2年から3年に1度くらいの頻度で剪定をしましょう。
ハイゴケを細かくほぐします。育苗箱に水はけのよい土を入れておき、ハイゴケを散りばめて水やりをすると自然と増えます。育苗箱は明るい日陰で管理をして乾燥させないように注意をしてください。
ハイゴケはマット状にはがして、ならした土の上にこのマットを敷いてください。土と苔がしっかりと密着するように隙間に土を入れてください。ハイゴケを乾燥させないよう明るい日陰で管理をすると自然と増えます。
ハイゴケは非常に強い植物で生命力も高いです。これを利用して育てているハイゴケをちぎって別の場所に移植して増やしましょう。
ハイゴケの増やし方は比較的簡単ですが、春や秋など気温がおだやかな時期は成功率が高くなるのでおすすめです。
コケリウム(テラリウム)が流行っていて苔を愛用する方も増えてきています。自分なりの世界観が楽しめるのでおすすめです。グランドカバーとしてお庭に敷き詰めてもよいでしょう。
ハイゴケは色が綺麗なのでぜひ楽しんでください。
GreenSnap編集部