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金のなる木は風水では金運アップの効果が期待される多肉植物で、幸運を招くという花言葉もあります。インテリアとして室内に飾れば、幸運が舞い込んできそうな予感がしますね。
金のなる木は初心者の方でも育てやすい植物といわれていますが、育て方によって状態が大きく左右されてしまうことがあるようです。
金のなる木が枯れたりふにゃふにゃになってしまう原因などについて詳しく紹介していきます!
金のなる木は元気な状態であれば葉が上向きに育ちますが、葉が垂れ下がり元気がなくなってしまうことがあります。
とくにお手入れ方法を変えたわけでもないので、どうしてだろうと気になってしまいますよね。地上からではよく分かりませんが、その原因のほとんどは根腐れです。
根腐れとは文字通り根が腐ってしまう状態のことで、悪化すると株元まで腐り最終的には植物が枯れてしまいます。金のなる木が垂れ下がっているようであれば根の部分を確認し、根の色が黒くなっていれば根腐れしている可能性が高いため、早い段階で植え替えして対策しましょう。
植え替えでは腐っている根はハサミなどで切り取り、植え替え後はしばらく直射日光が当たらない場所で管理します。
金のなる木は南アフリカに自生する多肉植物なので、温暖な気候でよく育ちます。日本のような冬の環境を苦手とするため、氷点下で育てることはできません。
金のなる木がふにゃふにゃになってしまうのは、そのような寒い場所で管理してしまうことが原因だといえるでしょう。雪や霜の影響で凍傷になり、金のなる木の幹などが柔らかくなってしまいます。
また、凍傷にかかると葉が落ちたりしわしわになってしまう場合もあるので、金のなる木にとっては良い状態とはありません。凍傷をそのままにしておくといずれ枯れてしまいますが、金のなる木を触ってみて硬い部分があれば復活できる可能性は十分あります。
金のなる木は育てやすい植物ですが、育て方を間違えると枯れてしまうこともあります。その1つ目の原因が、日照不足によるものです。
金のなる木は日当たりが良い場所を好むため、日陰の場所で管理することはよくありません。室内で育てている場合は、窓辺など日光が当たる場所に置くようにしましょう。
また、金のなる木は寒さに弱い特徴があるため、普段屋外で育てている場合は冬の時期は暖かい室内に移動させて管理することが大切です。
2つ目の原因は根腐れで、日頃から金のなる木に多く水やりしてしまうと結果的に根腐れを引き起こしてしまいます。
多肉植物は、乾燥した地域でも育つように体内に水分や栄養を蓄えています。多肉植物である金のなる木は本来そこまで水分を必要としないため、夏の時期は土が乾燥したら1~2日後、冬であれば月に1回程度の頻度で水やりをするくらいで問題ありません。
育てている金のなる木が枯れてしまうととても残念ですが、状態によっては復活させることもできます。
金のなる木の葉や枝など部分的に枯れている場合はその部分を剪定バサミなどで切り取り、根腐れであれば不要な根を取り除いてみてください。生きている部分を新しい土を入れた鉢に植え替え、その後は普段通りに金のなる木を育てます。
株全体が枯れてしまっている場合は残念ながら復活させることは難しいので、新しい金のなる木を手に入れて育てましょう。
金のなる木は、原産地である南アフリカであれば水分がほとんどない環境でも育つことができます。そのため、日本で育てる場合は水やりの加減がとても重要なので水を与え過ぎないように気をつけましょう。
また、使用する土の種類も大切で、市販の多肉植物用の土またはご自分でブレンドする場合は川砂:4 赤土玉:4 腐葉土:2 の割合のものを使用することをおすすめします。
金のなる木は縁起の良い植物なので、お部屋などに飾ってインテリアとして楽しみたいですね。冬の時期になると小さな白い花を咲かせるので、花の観賞も楽しめることでしょう。
しかし、原産地と日本の環境の違いから他の植物のようなお手入れでは育ちにくく、金のなる木がふにゃふにゃになってしまうこともあります。ふにゃふにゃになった金のなる木を見ると、本当に残念な気持ちでいっぱいです。
金のなる木はそのような状態になっても復活できる可能性があるため、諦めずに復活方法を試してみて金のなる木を育てていきましょう!
GreenSnap編集部