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ポトスは種類も豊富で、初心者でも育てやすいので、たくさんある観葉植物のなかでもとくに人気があります。育てやすい反面、ポトスは生育旺盛で茎葉が徒長したり間延びしやすく、こんもりとしたかわいらしい姿を保つにはコツが必要です。
今回は、成長の早いポトスが伸びすぎたときどうするか、こんもりさせる育て方などについて解説していきます!
つる性のポトスは温暖な気候でよく育ち、ほかの観葉植物と比べて生長の早い植物です。つるをどんどん伸ばしていくので、支柱を立てて育てて仕立てることもできます。
さらに、カットしたつるは水挿しにしておくと自然と発根するので、簡単に増やすことも出来ます。
ただし、早く生長するのでそのままにしておくと、伸びすぎてこんもりとしたかわいらしい姿が崩れてしまいます。
ポトスのつるが伸びすぎたときは、切り戻し剪定をしましょう。ポトスの剪定は、春〜秋に密集している部分や不要なつるをカットして風通しをよくしていきます。
また、日光が不足すると徒長して伸びすぎてしまう原因になるので、半日陰やレースカーテン越しの窓際などに置いて育てるようにしましょう。
ポトスは摘心することで、生長を抑制することが出来ます。多くの植物には「頂芽優勢(ちょうがゆうせい)」の性質があり、茎の先端にある芽の方が優先されて生長していきます。
そのため、ポトスを摘心することで枝数も増えて全体的にこんもりした見た目になります。
摘心の方法は、植え替えをして根付いてきたら「頂芽」と呼ばれるツルの先の芽をハサミでカットするだけです。
ポトスは生長が早いので、育ててると根詰まりして水はけが悪くなり、根腐れしてしまうことがあります。定期的に植え替えることでポトスを健康にこんもりさせる育てることができます。
毎年する必要はありませんが、2年に1回の頻度で生育期の春や秋に植え替えましょう。
また、最初から大きめの鉢で育てるのではなく、3号鉢ほどの小さなサイズから育てて徐々に一回りほど大きな鉢に植え替えて栽培することをおすすめします。
ポトスをこんもりするよう健康に育てるために、定期的に肥料を与えましょう。肥料は春〜秋に緩効性肥料や液体肥料を施します。
ポトスは1m以上であれば、支柱を立てることでつるが巻き付いてどんどん生長していきます。支柱の素材に決まりはありませんが、ヘゴは質感もよいのでポトスにおすすめです。
今回は、ポトスの特徴や伸びすぎた場合の対策、こんもりさせる育て方などを中心に紹介しました。ポトスは育て方によって見た目も大きく変わりますが、こんもりさせたい場合は今回紹介した方法で育ててみることをおすすめします。
ポトスは屋外だけでなく室内でも栽培できるので、インテリアとして楽しんでみましょう!

GreenSnap編集部