warning
error
success
information
小さな箱型のガラスケースに好きな観葉植物を入れて育てる、ミニ温室。小さな部屋でもマンションでも、ミニ温室なら自由に自分だけのガーデニングが楽しめます。
ミニ温室にはどんな植物が適しているのでしょう?
暖かい場所の植物といえば、代表的なものは多肉植物です。園芸店だけでなく、ホームセンターや100円ショップなどでも簡単に手に入ります。
種類もとても豊富で、サボテンのようなトゲのあるものからまるで大輪の花を思わせるようなフォルムのものもあります。
数種類をミックスさせてディスプレイすると、とても華やかなイメージになりますし、少し大きめのサイズの多肉植物を一つだけディスプレイすると、存在感が出ます。
シダ科の植物は半日陰で高温多湿を好みますので、ミニ温室で育てるのに向いている植物です。
いろいろな種類がありますが、中でもより和テイストの植物を選ぶと味わい深い雰囲気が出ます。
たとえば江戸時代から愛されているイワヒバ、まるで竹やぶを思わせるような細長く上に向かって伸びていくトクサ、苔玉などにもよく使われるトキワシノブなどがあります。鉢も陶器のものを選ぶとより和風になります。
ミニ温室は観葉植物を飾るだけのものではありません。自分だけの空間をいろいろと楽しむことができます。
たとえば小さな観葉植物を集め、その大きさに合わせて小さな鍋や食器、家具などをそろえてディスプレイすると、ミニチュアドールハウスが出来上がります。
また、土をしいて数種類の観葉植物を直接植えつけ、小さなブロックや植物の名前を書いた白い立て札などを飾ると、小さな庭の完成です。
他にも小さな動物や野菜のフィギュアを飾ったり好きな絵や写真を背景に飾ったりと、その楽しみ方は無限にあります。
冬になると気温が下がるため耐寒性のない植物は育てられない、とあきらめたことがありませんか?ミニ温室を使えば冬のベランダでも植物を育てることができますし、ディスプレイを楽しむこともできて一石二鳥です。自分だけの空間をアレンジしてみて下さい。
※トップ画像はPhoto by りとまんさん@GreenSnap
徳原鉄二