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踏むと独特のニオイが出る銀杏は苦手な方も少なくはないでしょう。しかし、銀杏には体に良い成分が多く含まれています。
このページでは、銀杏について解説しています。栄養や効果効能、カロリー、保存方法についてまとめたので、中毒が心配な方もぜひご参照ください。
銀杏はイチョウ科イチョウ属の植物の種子です。食用になり、茶碗蒸しの色どりとして入れられることでも有名です。他にも漢方に使われることもある体によい種子です。
銀杏はビタミンC、カリウム、鉄、マグネシウム、βカロテンを含みます。
銀杏は食べ過ぎると中毒を起こす可能性があります。おとなの場合では、6粒ほどを限度にしてください。吐き気、嘔吐、下痢を起こすことがあります。
銀杏100gあたりのカロリーは166kcalです。
銀杏に含まれるビタミンCはコラーゲン作りに役立ちます。シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制するため、白く美しい肌になりたい方におすすめです。
ビタミンCには抗酸化作用があり、体内の活性酸素の働きを抑制します。体の中から若返りが期待できます。βカロテンも抗酸化作用があるため、銀杏は若返りによいといえるでしょう。
カリウムは過剰に摂取した塩分を体外に排出する役割があります。高血圧予防やむくみ解消によいでしょう。
鉄はヘモグロビンの材料となる成分で、貧血予防に役立ちます。とくに女性は積極的に摂りたい栄養分です。
銀杏に含まれるマグネシウムは骨や歯の健康維持に役立ち、骨粗しょう症予防にも効果的です。ビタミンDと一緒に摂取することでマグネシウムの吸収率がよくなるため、なるべくビタミンDを含むものを食べるのがおすすめです。
銀杏の旬は10月です。秋になると地面に銀杏が落ちます。
おいしい銀杏の選び方は、まず色が白いものをおすすめします。表面がなめらかだとなおよいでしょう。しっかりと中身がつまっているものを選びましょう。振るとカラカラと音がなるものは中身がつまっていない証拠なので避けましょう。
銀杏は常温保存、冷蔵保存、冷凍保存ができます。
1週間以内で食べる予定がある場合は、常温保存がおすすめです。直射日光の当たらない場所、なおかつ風通しのよい場所で保管してください。新聞紙に包んでおくことをおすすめします。密封するとカビが発生する可能性があります。
冷蔵庫でも1週間は保存が可能です。銀杏を湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包み、乾燥させないようにすることがポイントです。濡らした新聞紙やキッチンペーパーはこまめに交換しましょう。
殻付きの場合は、軽く水洗いをしてから水分をキッチンペーパーでふき取ります。密封できる袋に銀杏を入れて中の空気を抜いてから冷凍庫に入れましょう。これで3ヶ月ほど保管ができます。
銀杏は栄養豊富ですが、食べ過ぎると中毒になるため、食べ過ぎには気をつけてください。茶碗蒸しや銀杏ご飯にして適量食べるようにしましょう。
GreenSnap編集部